5月2日（土） 2009 J2リーグ戦 第12節
水戸 2 - 0 鳥栖　（13:04／笠松／2,405人）
得点者：19' 菊岡拓朗（水戸）、69' 荒田智之（水戸）
スカパー！再放送 Ch182 5/3（日）04:30〜（解説：野々村芳和、実況：西達彦、リポーター：佐藤愛美）
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●大和田真史選手（水戸）
久しぶりに笑える勝利。スッキリした気分。（本間）幸司さんの300試合に花を添えられたし、いろんなものが重なった。後半は勢いだけにならないような守備をした。（鈴木）カズさんがラインコントロールをしっかりしてくれた。ただ、チームとしてもっとやらないといけないことはあった。でも、全員でやれたし、その結果こういうゲームになったと思う。PKをはずしてハーフタイムになったけど、別に雰囲気は悪くなかった。荒田は1本ぐらいはずしてもいいでしょう。今まで救ってきてくれたんだし。その後も決めてくれたから、問題ないですよ。疲れはどのチームも一緒。言い訳できない。これからも同じテンションで戦っていきたい。結果はついてくるもの。やるべきことをやれば必ず結果は出る。

●高崎寛之選手（水戸）
最後は両足つっていた。暑くて今日は体が重かった。でも、前線で起点になろうと頑張った。ロングボールが多かったけど、もう少し短いボールが入れば、もっとよくなる。まだつなげるところがあると思う。相手が10人になった後半は引いてしまった。もう少し中盤の運動量を増やしてほしい。1点目のPKの場面は蹴ろうと思ったんですが、入る気がしなかったので菊岡に譲りました。菊岡はキックがうまいし、入れてくれるだろうと思いました。これから上位との対戦が続くけど、勝ちにこだわっていきたい。

●本間幸司選手（水戸）
こんな素晴らしい日はない。無失点で勝てたことは大きい。GKとして無失点が目標。今日はチーム全体が戦ってくれたし、走ってくれた。気持ちが伝わってきた。200試合出場してから300試合出場は狙っていた。このメモリアルな試合にみんなが勝点3をプレゼントしてくれたので、感謝しています。はじめて上位で戦えていることはすごく意識している。今までは連勝しても、上位に行くことは厳しかった。でも、今年はいい選手が揃っているし、このまま上位でいけると思う。監督の言うことを聞いていれば、昇格争いできると思っている。

●小澤雄希選手（水戸）
無失点で抑えたのは大きい。チームとして守備が安定していた。自分もまずは後ろでしっかりボールを回して、スペースが出来たら前に行こうと我慢をしていた。その結果が無失点。守備の仕方についてはカズさんが常に声を出して言ってくれている。カズさんの存在は大きい。ここまで失点が多かったけど、今日無失点に抑えたのは大きい。これからも無失点でいけると思う。個人的に1対1の対応でやられることがなくなった。自信と経験のおかげだと思う。人によって間合いを変えることもできている。前に出るタイミングも前みたいに無理やりじゃなく、展開によってタイミングを変えている。次は甲府戦、相手は3トップで来る。サイドバックとしてマッチアップするのは楽しみ。先手を取ることができれば、いつも通りの戦いができる。後手に回らないようにしたい。

●保崎淳選手（水戸）
だんだん守備のやり方が分かってきた。今日の完封は大きい。仙台戦ではミスが多かったので、そこは今日は意識した。ただ、終盤も前に行けていたし、やっていて楽しかった。（金澤）大将さんとのコンビはどっちとも前に行きたがりなので、自分が我慢した。サイドチェンジなどでボールが来た場合は追い越していこうと思っていました。自分として積み上げてこれている実感がある。仙台戦も守備はしっかりできていた。出てないときの時間は無駄じゃなかった。上位にいるのはいい緊張感がある。3位以内に入れば、自動昇格。第1クール終わった時点で今の順位に入れば、可能性が出てくる。

●菊岡拓朗選手（水戸）
今日はパスがつながった。ポゼッションとロングボール両方使えればいい。ロングパスもショートパスも使って行きたい。今日は相手のボランチの近くでプレスをかけて奪ってからショートカウンターという攻撃がうまくいった。守備も完封できたので、よかった。PKは相手のGKがアグレッシブだったので、どっちに飛ぶかを見てから蹴った。高崎から「蹴って」と言われた。ただ、後半は相手が少ないんだから、主導権を握らないといけなかった。そういう部分は課題。トドメを刺さないといけなかった。

●山田卓也選手（鳥栖）
ボールは回せたけど、もっとボールを触りたがらないといけない。スピードアップするまでいかなかった。普通にミスが多すぎる。このサッカーをするなら、もっとボールを要求しないといけない。でも、誰ももらいたがらない。パスコースでどっちに出そうか迷うことがない。パスの出し手が自分でパスコースを作り出さないといけない。もうちょっとロングボールを入れてもよかったかなと思うけど、それじゃあ…と思うところがある。失点も相手がよかったわけではなく、ミスで取られた。ただ、後半10人になってからは悪くはなかった。水戸はカウンターだけだったし、ウチの攻撃に困っていた。どっちが11人かという戦いができていただけに、それを11人のときにやらないといけない。チームとしてたくさんミスが出たし、気持ちで戦える選手と戦えない選手が出たと思う。

●柳沢将之選手（鳥栖）
1人1人が自信を持つことが大事。自信とはパスを受けるということ。もっとゴール前に入る動きが必要だし、ミスがあってもいいからもっと声を出してやらないといけない。勝ちたい気持ちをもっと出さないといけない。気持ちがなくして、真剣勝負はできない。

●日高拓磨選手（鳥栖）
ボランチで奪われるのは痛い。僕もサイドバックの位置まで下がることになって体力を使ってしまった。ただ、それは個人の問題じゃない。もっと1人1人が動いてサポートをしないといけない。1つのボールに対してパスコースやスペースを作る動きをしていかないといけない。遠いサイドの人間も関係ないのではなくて、しっかり受ける準備をしておかないといけない。

以上