5月2日（土） 2009 J1リーグ戦 第9節
磐田 1 - 0 神戸　（13:03／ヤマハ／12,132人）
得点者：39' 前田遼一（磐田）
スカパー！再放送 Ch183 5/3（日）11:00〜（解説：名波浩、実況：岡村久則、リポーター：荒木麻里子）
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●カイオジュニオール監督（神戸）：
「前半に関しては、忘れたいぐらいの内容だった。今までの試合の中でいちばん悪かった前半だったと思う。相手の攻撃を受け入れるだけだったし、我々のシュートも全然打てなかったということで、非常に悪い内容だった。ハーフタイムで2人の選手を代えて、馬場賢治とマルセウを入れて流れを変えようとした。前半は、田中と石櫃が相手のマークに追われてなかなか後ろから出ていくことができなかったが、彼らがマークをするだけでなく、攻めに行くことによって逆に相手の両サイドにマークさせるという状況を作るように指示した。後半に関しては、フィフティーフィフティーぐらいの試合はできたと思うが、得点が決まらなかったので残念に思う。
ジュビロは非常に内容が良かったので、勝利に値する試合だったと思う。最後は我々がリスクを負って攻めていって、相手のカウンターを食らうシーンが多かったが、GKの榎本が好セーブを連発してくれて、1-0で抑えてくれた。私の中では彼がいちばん頑張ってくれたと思う。今後ホームゲームが2試合続くので、この2試合でどうにか勢いをつけて、今後につなげていきたい」

Q：前半は守備でのプレッシャーが甘かったと思いますが、その原因は？
「いろんな要素があったと思う。とくに両サイドの石櫃と田中の攻撃がうちにとって非常に大事になるが、彼ら2人が相手のサイド2人につかなければいけない状況が多くて、攻撃よりもマークに追われて、どうしても下がってしまった。それによってチーム全体も下がってしまった。なかなかそこから前に行く力がなかった。そこがポイントだったと思う」

Q：前半途中で、松岡選手をジウシーニョ選手につけたように見えたが、そこはどのような指示を？
「なかなか石櫃が前に出られず、ジウシーニョを心配して下がってしまっていたという状況があったので、そこで松岡をジウシーニョにマンツーマンでつけさせて、石櫃のマークを軽減させて、彼をより自由にプレーさせるという目的でやった。後半に入ってからは、馬場とマルセウを入れることによって、一度リセットして元のやり方に戻った」

Q：勝った試合ではチームの運動量がかなり多かったと思うが、今日は見ていて疲れというのを感じましたか？
「たしかに連戦が続いている中で選手は疲れていると思う。プラス今日は気温も少し暑かった。ただ、それは我々だけでなく、相手のチームにも疲れている様子はあったので、現実にそういうことは起こっていたと思う。次の試合がすぐ火曜日にあるが、体力的な面も考えながらスターティングメンバーを決めていきたい」

以上