4月29日（水） 2009 J2リーグ戦 第11節
岡山 1 - 0 福岡　（19:04／岡山／5,708人）
得点者：31' 喜山康平（岡山）
スカパー！再放送 Ch180 4/30（木）15:00〜（解説：野村雅之、実況：川崎祐一、リポーター：守口香織）
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●手塚聡監督（岡山）：
「うちは3連敗、福岡は2連敗というチーム同士で、短いインターバルでしたけれども、修正するポイントを絞って、そこをしかっりやろうということで、入りとしてはいい入りでゲームに入れたと思っています。そういう中から先取点をとり、ただ、勝ってないチームということで、点を入れてから、リードしていることのプレッシャーを感じたのか、プレーが雑になったり、慌てている部分が結構出ましたが、なんとか1-0で折り返し、後半も、前半と同様の運動量・切り替えのスピードで臨もうということで、最後は本当に多くのサポーターの声援に支えられて、何回もやられたかな、という場面がありましたが、体を張って、なんとか11試合目にして勝つことが出来たと思っています」

Q：初勝利の感想は。

「本当に嬉しいですが、中2日で、5月2日にはアウェイで熊本戦があり、5日には徳島戦があるので、選手たちも我々も含めて多少の安堵感はありますが、すぐにゲームがありま すので、その反対側には、本当に苦しい、必死になってやって、やっと掴んだものであると思うので、それを忘れずにやって、次に臨もうと思っています」

Q：大幅な選手交代について。

「前々節、敗れた後に、もう一度自分たちのチームとしてのストロングポイントは何なのかと、選手全員で共通理解を持ってやろうと話し合って、1週間空いた中でのトレーニングで、同じポジションでも違うタイプの選手であったり、その１週間でいいパフォーマ ンスの選手を起用することで、チームの活性化と、チーム内の競争を生むと考えてやったわけですが、前節（水戸戦）は、そのメンバーで戦って、早い時間に失点し、なんとか3点は取れましたが、そのあたりは、まだ発展途上という感じなんですが。まあ競い合って、ポジションを取り返すために、普段の練習でも少しの緩みもないように本気になっていくことで、試合と同時にトレーニングでもやることで、個人のレベルを上げることになり、少しずつでもチームのレベルを上げることになるんじゃないかと思っています」

Q：喜山康平選手への評価は。

「昨年は喜山康平、小林康剛の2トップで、かなりの決定力で チームを引っ張ってくれて、今日、決勝点を挙げて、本人もほっとしていると思います。ただ前節からボランチで使っているのですが、ボランチとしては合格点はあげられません。もっと出来ると思いますし、やってもらわないと困ると思っています」

Q：今日の最大の勝因は。

「選手が迷いなく、チームとしてやるべきことをやれたこと。なかなか勝てない状況で、今日も5000人以上のサポーターが応援してくださいましたし、本当にやられたかな、というところにミスや体を張ってっていう…運もこういう時には必要なんだなっていうことを感じました」


Q：サイドハーフの位置について。
「相手のメンバーを見てから、ボランチを替えて、右SBを替えてきたので。こちらも妹尾隆佑を右に置くことで、向こうの起点を下げさせるという狙いで替えました」

Q：メンバー表を見てから替えたんですか。
「はい。妹尾は90分間フルに自分の特徴を出していくところまでは、まだかなと思いますが、前節と今日、90分間出場して、少しずつでも成長きたのかなと思っています」

Q：トレーニングで徹底された点は。
「富山に負けた後の1週間で、守備の部分、プレスのかけ方やマークの受け渡しを修正しました」

Q：攻撃よりも守備重視でしたか？
「はい」

Q：初勝利。選手にはどう声を掛けますか。

「選手が一番喜びを感じているだろうし、今日の1-0の試合で勝 つためには必死でやったと思うので、それがあって初めて勝利を獲得することが出来たんで。逆にいえば、それをしないと勝ちきれない、ということで、それだけ厳しい世界ですし、もっと自分自身も向上しないといけないという気持ちで臨まないといけないだろうし。今日の運動量とかいろんなものが、勝利のためには最低限必要なんだなと。これまでは良くて引き分けでしたので。連戦で、疲労がある中で、どれだけ相手を上回って出来るか、ということが次の試合で試されるなじゃないかなと思います」

以上