4月26日（日） 2009 J2リーグ戦 第10節
栃木 3 - 3 甲府　（13:03／栃木グ／4,875人）
得点者：14' 河原和寿（栃木）、22' 佐藤悠介（栃木）、32' マラニョン（甲府）、56' 大久保裕樹（栃木）、77' 松橋優（甲府）、87' 池端陽介（甲府）
スカパー！再放送 Ch185 4/27（月）13:30〜（解説：田中真二、実況：篠田和之、リポーター：新井謙一郎）
☆顔写真クイズ｜勝敗予想ゲーム
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●安間貴義監督（甲府）：
「本当に厳しい試合で、厳しくなるとは伝えていました。それはなぜかというと、失点が少ないチームで、偶然に少ないチームではなくて、こうでこうなるというのを映像で見せて、我慢比べになる試合だと伝えて入りました。なかなかうまく試合に入れずに、苦しいゲームを選択してしまったことは、凄く残念です。本当にいいところと悪いところが出た試合で、これを今後どう生かすかが課題になってくるのではないかと思います」

Q:上手く試合に入れなかった原因は？
「（気持ちの）内側の部分かどうか分かりませんが、最初のセットプレーの雰囲気を見るのですが、緊張感がありませんでした。もっと最初からゲームに入る。当たり前のことですが、単純に努力をするべきだと思います。終わってから、ああだったこうだったと言うのではなくて、最初の段階でゲームに向き合えれば難しくならなかったと思います」

Q:良かった点と悪かった点を教えてください。
「良かった点は、栃木のＤＦはこまめに守備をするのですが、横からのクロスに対して強さを見せられないところがあったので、そこを突いていこうという対策をたてました。得点は横から（ボールが）入っていることで生まれているので、そこは本当に良かったと思います。栃木に限らず、うちが大事にしているので、そこから形になって３点が入ったことは良かったと思います。
悪かった点は内側の部分も一緒なのですが、それプラス急いでいる時に勝ちたいという意識はあると思うのですが、急ぎすぎてミスパスが出てしまったり、これも内側のコントロールに徹してくれればと思います」

Q:３失点は今季最多ですが、ひとつひとつの失点の問題点は？
「１点目は素晴らしかったです。そういう得点はいいのですが、ただ３点目の（ビハインドを）追わなければならない場面での不用意なファウルから、セットプレーからの失点は繰り返しているので悔しいです。これはシーズン前からセットプレーからの失点は気を付けようと言っていました。ここ最近は出ていなかったのですが、１点差のまま追わなければならない状況で、そこから失点しているのは問題だと思います。上手くいっている時も言いましたが、これはシーズンを通しての課題だと思っているので、言い続けなければいけないですし、ＤＦにそんなに負担をかけている展開に関しても、もっと考えていかなければいけないと思います」

Q:秋本選手に替えて、林選手を交代させた意図は。
「もう一回、後半はサイドから行こうと言っていたのですが、最初は入れていましたが、途中から急いで中へ中へと行ってしまい、（林）健太郎を入れて中盤をコントロールさせました。まずは後ろ、中盤でボールを取ってからサイドへ持って行き２人を使おうとして、健太郎を使いました」

Q:今日の勝点１を安間監督はどう捉えていますか？
「最初の目的からいえば勝点２を失ったと言えます。後半の１５分以降を考えれば、１をよく取ってきたと思います。ただし、２を失った部分は、ほかの上位のチームが、栃木さんに勝った時に５離れるわけで、この２は凄く痛くなってくると思います」

以上