4月26日（日） 2009 J1リーグ戦 第7節
神戸 3 - 1 Ｇ大阪　（14:04／ホムスタ／20,721人）
得点者：11' 茂木弘人（神戸）、15' レアンドロ（Ｇ大阪）、26' 茂木弘人（神戸）、89' マルセウ（神戸）
スカパー！再放送 Ch183 4/28（火）21:00〜（解説：金田喜稔、実況：佐藤文康、リポーター：松本麻衣子）
☆顔写真クイズ｜勝敗予想ゲーム
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●カイオジュニオール監督（神戸）：
「我々が想像した通り、ガンバ大阪は技術的に、Jリーグの中で一番高いチーム。勝つためにはしっかりした戦術が必要だと思っていた。相手のストロングを消すことが必要だったし、攻撃ではカウンターで攻めようと思っていた。カウンターについては前半、茂木が２回のチャンスをいかして得点してくれた。前半はよく戦えていたが、ガンバのクオリティの高さを感じるゲームでした。後半は戦術的に２つのことを変えました。まずガンバが後半の頭から4-3-3にしてきたので、戦術を変える必要があったし、FW吉田孝行を入れて茂木の横でプレーをさせることで、前でキープが出来るようになりカウンターで攻めることも出来た。大分戦は23本のシュートを打って3ゴールを決めたが、今日はおそらく少ないシュート数で３点につなげた。確率は高くなっているのは嬉しいし、サッカーはゲームによって、こうして少ないチャンスを活かさなければいけない時もある。前回の大分戦、今日のガンバ大阪戦と非常に大事なゲームに勝ててよかったし、今後の手応えを感じられる２ゲームだったと思う。今後は鹿島とのアウェイでの対戦で、もう一つもアウェイ戦と、２試合ともアウェイでの戦いが続く。勝点をとるのが難しいゲームが続くが、今日のように真面目にプレーすることが出来ればきっと結果が出ると信じている」

Q:遠藤保仁選手にバイーア選手をマンマークでつけたのは、今日の戦略のポイントだったのか？
「彼を遠藤につけるのは１つの戦術でした。遠藤はチームの中で、最もボールタッチ数が多く、平均１０９くらいタッチする中でゲームにかかわってくる。バイーアがマークする分、攻撃では期待ができなくなるが、遠藤を抑えるという目的だったので非常によくやってくれたと思う」

Q:宮本恒靖は古巣との対決になったが、彼の評価は？
「彼だけではなく、河本裕之、宮本、北本久仁衛の３バックはここ最近、ゲームを重ねる中で、DF力が落ち着いている。ツネは僕が来日した時からリーダーシップを発揮してくれる選手だと思うが、今日も技術的にも素晴らしく、いい仕事をしてくれたと思う」

Q:ガンバのディエンスラインはリスキーな守備をしてくるが、スカウティング時の印象と指示は？
「非常にスカウティングには時間を費やしました。ガンバはDFラインを高く保つので、裏をつこうという戦術をもっていました。簡単に正面から蹴るのではなく、対角線上に裏のスペースを突こうといっていて、そういう形からゴールもとることが出来ました。プラス、中盤をしっかり抑えようという指示もしました。ただ、その中でもガンバはレベルが高かったので、難しさを感じるゲームでした」

Q:茂木選手の評価を。
「確かに来日して、彼は左のワイドと聞いていた。その中でコーチングスタッフと共に彼をみていたが、FWの資質があると判断して試合でチャンスを与えたら、結果を出してくれた。彼だけではなく、松岡も期待以上のプレーをしてくれている。彼ら二人は今年一番活躍する選手の一人になるだろう」

以上