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【J1:第7節 千葉 vs 浦和】フォルカーフィンケ監督(浦和)記者会見コメント(09.04.25)

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4月25日(土) 2009 J1リーグ戦 第7節
千葉 0 - 1 浦和 (16:03/フクアリ/15,428人)
得点者:58' エジミウソン(浦和)
スカパー!再放送 Ch183 4/26(日)05:00〜(解説:田中孝司、実況:下田恒幸、リポーター:飯田留美)
顔写真クイズ勝敗予想ゲーム
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●フォルカーフィンケ監督(浦和):

「前半に関しては、両チームに言えることだが、プレー自体というのはあまりよくなかったものだと思うし、ある意味、この天候と同じようなところがあったと思います。後半に関しては、このような状況にありながらも、私たちはとてもいいプレーをしたと思うし、実際にこのスコアで私たちが勝利を収めることができたのも妥当だと思っています。私たちの得点に関しても、しっかりとチームが動いて、いい形で得点チャンスを作り上げて生まれたゴールなので、この得点というのは2ゴール分の価値があるのではないでしょうか」

Q:山田直輝選手は週の半ばまで練習に参加していなかったので、(スタメンにするのは)難しい選択だったと思うが、今後、間隔が短い試合が続く中で、フル出場に近い形で使ったのは?
「山田直輝を休ませるという考えは一切ありませんでした。実際に彼のケースにあった筋肉の怪我というのは、サッカー界では何千回と起きこることだし、あのような張りが出た時も、通常なら(私の)経験上3日か4日で回復することができるわけです。そして実際に金曜日の練習でも、彼は私たちの練習に全く問題なく合流しているので、そういう意味では今日、彼をフルに起用するということに関しては、一切悩む必要もなかったし、彼を休ませるという考えは一切ありませんでした」

Q:後半に臨むにあたって、攻撃のどのような点を修正されたのか? それから、これでリーグ戦は4試合連続で1−0で勝っているが、守備では今、何が機能しているのか? 1点リードで今の浦和には(勝つには)十分といえる状態だと思われるか?
「おっしゃったとおり数試合1−0という試合が続くと、やはりどうしてもイタリア人の監督が来たのではないかと思われるかもしれないが、もちろんそういうわけでは一切ありません。実際に私たちは、チームがここ数試合しっかりとして攻撃的な守備を見せていると思っています。そして、チーム全体がしっかりとした守備を行なっているからこそ、このような形で無失点で試合を終えることができるわけだし、 とても模範的な例とすればエジミウソンだと思います。エジミウソンは前線からしっかりとチームのために守備を行なっています。去年の試合から彼はこのような形で守備の仕事をしたことが何度あったでしょうか。なかったのではないかと、私は思っています。そして、やはりこのような形で守備でしっかりと仕事をすればFWにも得点チャンスが巡ってくるわけです。それで、このような前線からのチーム一貫としての守備がやはりこの無失点という結果につながっているのではないかと思います。大切なのはピッチに立っている全選手が非常に攻撃的な形で守備を行なっているということ。そうすれば、自然に得点チャンスが生まれるものだと思っています。そして、確かにおっしゃったように1−0というスコアが続いていて、追加点を奪っていないのは事実ですが、それでも相手よりもたくさんの得点チャンスを作り出しているのも事実だと思います。
それから、後半に向けての修正のことですが、これはやはりハーフタイムに私がどのようなことを選手たちに話したかということになるが、もちろんそのような内容は一切外部の方に向けてお話ししないことにしています。ただし、もしひとつ言えることがあるとすれば、私は非常にポジティブな形で前半に見ることができた、いくつかの問題点を指摘して選手たちと話し合ったと思っています。やはり正しいことを正しい形で選手たちに伝えることができたと思っているし、それで、あのような後半のパフォーマンスにつながったと思います」

Q:私の知る限り、フォルカーフィンケ監督はブンデスリーガの1部ではトップに立ったことがないと思うので、今回(リーグ第7節終了時で)トップに立ったのは初めてだと思うが、それについてどう思われるか?
「実際に最終節を終えた時点で、私はブンデスリーガで3位という結果を残したことがあるし、当時の3位というのはバイエルンミュンヘンよりもよい状態だったので、そういう意味では私はブンデスリーガでよい結果を残してきたと思っています。
そして、この3位という最終節の結果がどのくらい価値があるのかということを考えなくてはなりません。順位表と比較すべきものというのは、クラブの予算、クラブの大きさなどさまざまなものがあると思います。ですので、他のクラブの結果と私のクラブが残した結果というのはそう簡単には比較することができないものだと思っています。そして、皆さん、ぜひ信じていただきたいのですが、私たちは現時点で順位表をそんなに細かくは見ていません。大切なのは、私たちがこの新しい方向性に向けて、とてもいい形でポジティブな形で変化を見せていると思いますし、いい方向性に向かって進んでいると思います。そして、この道を今後もしっかりとチームとともに進むことができれば、もしかしたらいい結果を残すことができるかもしれません」

Q:山田直輝選手と原口元気選手、この若い2人の選手の今日のプレーぶりをどうお感じでしょうか?
「先ほどテレビでも似たような質問を受けたが、実際に私は若い選手の活躍、そして成長だけではなくて、年上の選手のいいプレーに関してもとても喜びを感じています。私が見た時点でも、去年の試合に比べて年上の選手たちがとてもいいプレーを見せていると思うし、その代表格が33歳の山田暢久だと思います。ですので、私は年齢は一切関係なく選手たちが伸びるということに大きな意味を感じています。それこそがチーム全体の発展につながるものだと思っています。もちろん若手の選手にとってみれば、今、この段階でこのような高いレベルのところでしっかりと揉まれるということは、彼らにとっていい経験になることだと思うし、このような若手の成長がチーム全体にいい刺激を与えるのも事実です。しかし、私としてはここで大きく年上の選手、年下の選手と分けようとは思いません。なぜかというと、全選手がいい方向に向かって成長しているからです。そして、私は日本の新聞を読むことはできないんですが、やはり一部のスポーツ新聞では、この日本という国の場合は若手の選手でまだJリーグに出ていないにも関わらず、すぐに代表選手になるかもしれないと代表のほうに結び付けられたりとか、少し大きめに取り上げられるケースを見てきました。実際に、私はドイツのほうでは長年に渡って若手の選手と接してきたわけですし、多くの若手の選手を育ててきました。ですので、私は今、いわゆる年を取ったおじいさんが皆さんの前でメルヘンを語るわけではありませんが、今までの経験上からはっきりと言えることというのは、このような若手の選手というのはとても気をつけなくてはいけないということ。やはり彼らがしっかりと足をまだ地面につけたまま、ゆっくりと成長していくことが大切だと思います。あまりにも早い段階で代表チームに結びつけたりとか、次のワールドカップの顔であるとか、そのような形で大きく取り上げるのは、彼らの成長にとっても良くないことだと思います。大切なのは、やはりコンスタントな形で彼らがしっかりと実力を伸ばしていくこと、そして彼らが成長できる機会を与えることだと思います。もちろん先ほどお話にあった、原口元気、それから山田直輝にもこのことは当てはまるのではないかと思います」

以上
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