4月25日（土） 2009 J1リーグ戦 第7節
山形 1 - 1 鹿島　（14:04／ＮＤスタ／16,658人）
得点者：25' マルキーニョス（鹿島）、52' 長谷川悠（山形）
スカパー！再放送 Ch183 4/26（日）08:00〜（解説：越智隼人、実況：小出匡志、リポーター：成田ひみこ）
☆顔写真クイズ｜勝敗予想ゲーム
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●石川竜也 選手（山形）：
「ホームだったので勝って終わりたかったというのはありますけど、失点してしまったあとにしっかり我慢できて、後半にいい形で得点もできたし、本当は点を取ったあともう１点取れればよかったんですけども、内容としてはある程度満足できているので、それをこれから勝ちゲームに持っていけるようになっていければ強くなっていくと思います。練習のときに、監督からもっとコミュニケーションを取るようにとは言われていたんですけど、僕としてはふだんからやっていることだし、それが試合が出ている11人全員が厳しく言えるような形になってくれば、もうひとつ成長できると思います。山形はＪ１に初めて上がってきたチームなので、チャンピオンチームに勝点を取れたというのは、ある程度満足していい結果だと思いますけども、もう１試合リーグ戦で鹿島と戦うことかできるので、それまでにもうひとつ成長して、次はアウェイになるんですけども、もっといいサッカー、勝てるサッカーをめざしてやっていきたいと思います」

Ｑ：鹿島のサポーターのブーイングは？
「あまり気にはなっていないです。ホームですし、ホームのサポーターの声のほうが大きかったので」

Ｑ：先制されたあと、立て直しのためにチームでやったことは？
「よく、点を取ったあとも取られたあとも、そのあとの５分間ぐらいは集中して、どっちにしろ守備をしっかりやる。我慢して、もう一度流れを自分たちに持ってくるという戦い方を、昨年のＪ２の頃から、僕個人も言っているし、チーム全体もそういう意識があるので、今日も失点したあとの５分をしっかり耐えたので、自分たちの戦いができたと思います」

Ｑ：鹿島から来たサポーターは、鹿島の勝利と同時に、石川選手の活躍を楽しみにしていた方が多かったですが、石川選手は自分自身、いいものを見せられたと思いますか？
「自分のパフォーマンスについてはちょっとわからないですけども、一番長く在籍したチームですし、一番最初に加入したチームなので、すごく思い入れはあります。山形に来て頑張っている姿は、少しは見せられたかなと思います」

Ｑ：今日は楽しかったですか？
「厳しい試合だったのでそこまで余裕はないんですけど、おもしろかったですねえ、やっぱり。みんな知ってる仲間だし、やりやすいとかじゃないんですけど、なつかしい感じもするし、おもしろかったです」

Ｑ：得点したあとのパフォーマンスで、一番早く長谷川選手に抱きついていきましたが、何か合図はあったのですか？
「点を決めたあとにやろうかなというパフォーマンスがあったんですけど、練習のときに近くにいたキムとか北村とかには『やろうか』と言ってあったんですけど、悠（長谷川）には言ってなくて。悠が決めてくれたので、そのときに教えてやってみたんですけど、どうなってたかは映像を観ないとわかんないです」

●長谷川 悠 選手（山形）：
「得点シーンは、うまくマークを外せてファーに行けました。そろそろ自分的にも決めないとやばいなと思っていたので、すごいよかったです。最近、全然点が決まらなかったし、そろそろ監督にも起こられそうな感じで、無言のプレッシャーじゃないですけどプレッシャーがあったので、うまく返せてよかったです。鹿島から決めたのは自分のなかでも自信になると思います。ただ、今日はシュート５本打って何回かチャンスがあったので、そういところでもう１点決められれば、もうひとつレベルアップできるのではないかなと思います。相手のセンターバックが強かったので、前半とかもあまりうまくいっていないというか難しかったんですけど、点も取れたし、点を取ってから気持ちも乗ってすごいいいプレーができたので、ある程度自分のなかでできる部分も発見できたと思います。これから連戦なので、このゴールをきっかけにポンポン取れればいいなと思います。観客が多いほどやりやすいし、ゴールを決めたときとかにすごい大きい声援をもらえるので、できれば毎回これぐらい入ってくれたらうれしいです」

Ｑ： 磐田と鹿島から点を取って、これからもＪ１でやれる手ごたえはつかみましたか？
「Ｊ１になってから思うのは、毎試合毎試合、気を抜けないし、小さいところでも駆け引きしてやっていかないと。そういうのを怠らないでやっていければ、自分のなかでも徐々に成長してもっとゴールも取れるようになると思うので、今以上にやっていきたいと思います」

Ｑ：途中から相手のマークを外せるようになったというのは、どんなことが改善されたのですか？
「思いきって動き回ってみようというのをちょっと変えてみたというのと、ボールを待つ位置を監督に注意されていました。できるだけ真ん中のほうにいると、サイドでも動けるスペースができてくるので、そういったところわ意識してやりました」

Ｑ：序盤は押された感じ、圧倒された感じでしたか？
「毎試合毎試合、攻め込まれるのは自分たちのレベル的にもそうだと思うので、その最初の20分とかでしのぐことができれば相手のスピードにも慣れてくる。そういうのも監督の指示であるので、前半のちに回されても焦れることなく、自分たちのペースでやることを意識して毎試合やってます。失点はＰＫだったし、そんなに崩された感じでもなかったです。自分のなかではそんなに意識せずにやっていました。１試合通して押し込むというのは、相手もなかなか難しいと思います。そのなかで自分たちは、数少ないチャンスしかないですけど、そういうのをうまく決められればいいなと思ってやっています」

●古橋達弥 選手（山形）：
「勝ちたかったですね。後半はセットプレーも多かったし、チャンスはあったので、なんとかもう１点取って勝ちたかったです。ディフェンス陣もなんとか踏ん張ってくれてたので、なんとか１点取りたかったんですけど、残念です。でも負けてないので、また次に切り換えて、次は勝てるように頑張ります」

Ｑ：アシストのシーンは？
「中に選手がいたので、逆サイドが空くとスカウティングで言われて
いたので、狙いどおり合わせることができました。自分が落として、勝（秋
葉）が入れると思ったんですけど、また自分のところに来て、勝が相手を引き連れてくれたので、そこで落ち着いて上げることができました。あれは味方が２人動いてくれたお陰だと思っています」

●本山雅志選手（鹿島）：
「もう少しシンプルにやれば良かった。ガンバ戦を見たら中盤が空くのでそこを修正して中盤でまわしてと考えていた。相手の切り替えが早かった。パスが２、３本で取られることが多かった。動きが少なかったと思う。引き分けたら意味がない。しっかり勝ちきらないと」

●大迫勇也選手（鹿島）：
「もっとボールを受けたかった。前で点を取るしかなかったので。でも逆にそれが良くなかったのかもしれない。慎三さんは途中出場で結構決めていた。点を決めないと次はないと思っていた。また控えでがんばりたい」

●パク・チュホ選手（鹿島）：
「今日は相手が守ることをしてきた。前半は点を早く決めたし、他にもチャンスはあった。後半はバランスが悪くなった。アントラーズは１−０で勝つから相手もプレスで前に来たかな。（ボランチの組み立てについて）アツトとイバさんがどんどんあげるから、ボランチから行くとカウンターを喰らうと思った。攻撃と守備の間が広かった」

●興梠慎三選手（鹿島）：
「グラウンドが滑りやすかった。パスが出るならアツトからだから蹴る方は難しかったと思う。失点はうちのチームの集中力の問題だと思う。相手どうこうじゃなかった。（調子は良さそうだが？）どんどんシュートを打っていけば良かった。マルキはもっとシュートを打って良いよと言ってくれるんだけど、パスを探してしまった。もっと強引に行けば良かった」

●伊野波雅彦選手（鹿島）：
「（失点シーンについて）その前の状況でああいう状況にしてしまったのが良くない。もっと前にクリアしておけば良かった。前から前から着てるのはわかっていたのにクリアを小さくしてしまった。中盤がスリッピーなので、前から着てるときは押し上げてるので裏に蹴ろうと言うことだった。雨の日はいつもと違う崩れかたをしてしまう。もう少し改善していかないと。（パクのボランチについては？）満男さんと比べるのは…。Ｊリーグでは初めてだしパクはパクなりによくやったと思う」

●内田篤人選手（鹿島）：
「もったいない。前半に点を取れる場面があった。点が入ってから運動量が減ってしまった。日程とか疲れとかは関係ない。相手は引いたわりにズレもあった。ゴール前でもう少し落ち着いてやればよかった。監督からはサイドチェンジを多く使うように指示があった。もっとうまくやればよかった。負けてないので結果は悪くない。ただ、勝ちきれるようにしないといけない。今日みたいなのは後々響いてくる」

以上