4月25日（土） 2009 J1リーグ戦 第7節
清水 1 - 1 柏　（13:04／アウスタ／9,756人）
得点者：58' 古賀正紘（柏）、77' 岡崎慎司（清水）
スカパー！再放送 Ch183 4/27（月）11:00〜（解説：澤登正朗、実況：桑原学、リポーター：真鍋摩緒）
☆顔写真クイズ｜勝敗予想ゲーム
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●長谷川健太監督（清水）：
「雨というコンディションの中、多くのサポーターが最後まで応援してくれて、本当に感謝したいと思っている。また最後は、選手の気持ちというかプレーを、少しサポーターに伝えることができたのかなと。前半は非常にふがいない出来で、本当に何かを恐れているようなプレーぶりで、ハーフタイムにはもっとお前たちの意地を見せろという話も選手たちにはした。だが、そういう中でDFラインは、よく最後のところを落ち着いて対応してくれた。（前半を）ゼロでいけたというのは非常に大きかった。後半に入って、ああいうやらなくても良いFKだったと思うが、シンプルに前線にフィードしていれば何も問題なかったと思う。こういうピッチコンディションの中で、ああいうリスクの大きいところにボールを投げて、その後奪われてそこからのFKからの失点だったので、非常に悔しいというか、もったいない失点だった。
だが、その後、今日のゲームではよく切り替えてくれたと思っている。前節のダービーでもそうだったが、失点した後ガクッときて、今までやれていたことがウソのようにやれなくなってしまうという展開が続いていたが、今日はやられて逆に目が覚めたというか、その後も切れずにDFラインはよく対応してくれた。攻撃陣も、途中から入った選手たちもカンフル剤としてよくプレーしてくれたし、それまでいた選手も、ここからオレたちが見せなければいけないという思いで戦ってくれたことによって、追いつくことができ、あわやという展開に持ち込めたのではないかと思う。最後にサポーターが拍手で選手を迎えてくれたというのは、そういう思いが伝わったからではないかと思っている。
もちろん、ホームで勝点3を取れれば最高だったが、前半の出来や前節のダービーからの切り替えということを考えれば、今日のゲームは追いついて引き分けることができたということは、現状のうちのチームにとっては前進ができたのかなと。次につながるようなゲームが、最後にはやれたと思っているし、崩れなかったというところは、これからも続けていかなければいけないところだと思っている。前節に比べれば、少しずつチャンスというのも作れるようになってきたし、連戦だがエスパルスの選手全員が集中して、チームの勝利のために結束してこれからも戦っていきたいと思っている。また、そういう戦いの中から、自分たちの流れをつかんでいきたい」

Q：永井選手と本田選手を先発で起用しましたが、その狙いと成果は？
「狙いは、永井の突破力という部分と、背後への飛び出しということで、これまでの戦いでは前への推進力が足りなかったので、足下もある程度収めることができて、なおかつ前に行ける選手ということで、永井には期待して先発で切った。もちろん、まだまだトップコンディションではないが、そういう中でよく60分間やってくれたと思っている。
（本田）拓也は、展開力という意味で、どうゲームをコントロールするのかというところを期待して使ったが、前半は逆に試合に飲まれて、彼の良いところというのはまったく出すことができなかったと思う。だが、時間が経つにつれて、少しずつ良さを出してくれた。彼も久々のゲームだったし、緊張もしていたと思うが、こういう経験を経て、また落ち着いて自信を持ってプレーしてくれるということを期待している」

Q：後半の途中からヨンセン選手を起用したが、あの時間帯で彼に期待していたことは？
「前線の高さという部分。こういうコンディションで風も強い中、高さをチームとして生かして、セカンドボールを拾ってとか、クロスから得点、その後のセカンドといったところで、（原）一樹のスピードとヨンセンの高さという狙いで途中から使った」

以上