4月22日(水) AFCチャンピオンズリーグ
鹿島 5 - 0 SAF (19:00/カシマ/6,027人)
得点者:29' 野沢 拓也(鹿島)、38' 興梠 慎三(鹿島)、50' 小笠原 満男(鹿島)、54' 大迫 勇也(鹿島)、74' 興梠 慎三(鹿島)
☆ホームゲームチケット情報 | 決勝戦は11月7日(土)に国立競技場で開催!
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ピッチに散る直前、ベンチの前で円陣を組みチームとしての結束を感じさせたシンガポール・アームド・フォーシズ。セットプレーで得点を狙う以外は自陣で守りを固めた。それに対し、前日の公式練習で披露した3トップで試合に入った鹿島アントラーズ。攻撃に最適なバランスを見つけるために模索した序盤こそ攻めあぐねたものの、内田篤人のヘディングがバーに当たった20分あたりから、何度もゴールに襲いかかった。
先取点は前回の対戦と同じような形だった。
相手守備陣はクロスがあがった際、FWがニアサイドに詰めるとそれにつられるクセがある。ファーサイドが空くため、そこを突くことが得点のチャンスとなる。アウェイの対戦では、野沢拓也の右サイドからのクロスに対し、本山雅志が逆サイドに走り込みボレーを叩き込んでいた。
この試合では、左サイドが起点。パク・チュホと新井場徹で崩すと、大迫勇也と興梠慎三が近いサイドに走り込みDFを引きつける。がら空きになったファーサイドに野沢が飛び込み、ヘディングで先制点をあげた。
その後は得点ラッシュ。38分には、ディフェンスがクリアしたボールを小笠原満男がミドルシュート。コースは左にそれたが、興梠が左足インサイドで合わせてゴールした。さらに50分には、新井場、小笠原と渡り右サイドへ鋭いパス。それをマルキーニョスがスルーすると、逆サイドで野沢がフリーとなっていた。落ち着いてゴールを狙ったものの、GKがセーブ。さらに跳ね返りに興梠がつめたもののゴールならず。大チャンスを逃すかと思われたが、大迫が軽く落とした先にいたのは小笠原。ゴール左上に正確なシュートを叩き込んだ。小笠原は、これが膝の負傷から復帰後の初ゴール。攻撃面でも正確なパスを左右に散らし、復調を感じさせた。
54分には大迫、74分には興梠が追加点。その他にもマルキーニョスが何度も決定機を迎えるなど、徹底的に攻め立てた。また、3点のリードを早い時間で奪えたため、57分に内田と野沢、68分にはマルキーニョスをベンチに下げることができた。7連戦を戦っている鹿島にとって主力を温存することができたのは大きい。特に内田は疲労の色が濃かっただけに、少しとはいえ休養になったはずだ。
この勝利により勝点3を獲得した鹿島。もう1試合の水原三星vs上海申花は水原が勝ち、鹿島と水原が勝点9に伸ばし、上海が勝点6のままとなった。次(5/5)は鹿島と水原(@カシマ)、シンガポールと上海(@シンガポール)が対戦。鹿島が水原に勝利して勝点を12に伸ばしても、上海も勝利はまず間違いない。鹿島の決勝ラウンド進出決定はリーグ最終戦となるだろう。
ただ、水原戦について特別な感情を持つ選手もいる。
「水原でスタメンを外れたので借りを返したい」
興梠は力強いコメントを残してスタジアムをあとにした。
以上
2009.04.23 Reported by 田中滋
J’s GOALニュース
一覧へ【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs SAF】レポート:3トップを採用し5得点で大勝した鹿島。目標とした勝点3と選手の休養を同時に実現する(09.04.23)
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