現在、私は水戸担当をしていますが、「担当」とはいいところも悪いところもありまして、1つのチームを深く見えるよさがある反面、どうしても視野が狭くなりがちです。自分の担当しているチームの客観的な良し悪しがわからなくなってしまうときがあるのです。
なので、僕はできる限り、自分が担当しているチーム以外の試合を見たり、試合会場に行って自分の担当チームにはない部分を見て、吸収して、客観的な視点でも自分の担当チームを見られるよう努めています。
4月12日、岡山vs横浜FCの試合を見に行ったのですが、そこでも新たな驚きがありました。自身初の岡山でのJリーグ取材、どんな状況なのか楽しみに行きました。すると、試合前のスタジアムの周辺に大行列ができていてビックリ! なんと1万3000人以上の大観衆が集まったのです。その日は横浜FCのキング・カズ(三浦知良選手)が岡山にやってくるということで多くの人が集まったということでしたが、それでもこれだけ多くの人が集まるというところに「岡山」の熱気を感じざるを得ませんでした。
ただ、そうした熱気は決して偶然ではないと、マッチデープログラムの裏面を見たときに感じました。そこには「子ども支援スポンサー」と銘打たれた6社の名前が書かれていたのです。「子ども支援スポンサー」とは何ぞや? と思い、岡山担当の尾原千明さんに尋ねたところ、小学生以下の子どもが無料で試合を見られるようにするための支援を行っているスポンサーだということです。詳しくはいつか尾原さんが説明してくれると思いますが(勝手なキラーパス!)、素晴らしい試みだと思いました。
岡山のホームページ( http://www.fagiano-okayama.com/index.html )にも「子どもたちに夢を! THE DREAM TO CHILDREN」と大きく入っています。まさにその理念通りの活動をしていると言えるでしょう。そんな地道な活動が今回の熱気を生み出したに違いありません。そして、こうした試みは必ず今後大きな実となり、クラブを支えてくれるはずです。キング・カズ目当てではなく、ファジアーノ岡山を応援する観客でスタジアムが満員になる日が絶対に来ることでしょう。
水戸も負けてられない、いや、すでに負けてるかな……とにかく、いい刺激をもらったことだけはたしかです。
そして、おまちかねラーメン情報! 写真のラーメンは岡山ラーメンの老舗、創業60年の「浅月本店」のチャーシューそば。濃厚なトンコツしょうゆのスープにストレート麺で美味です。対面にも老舗の「冨士屋」があります。この2店が岡山ラーメンの代表格みたいなので、岡山に行かれた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
以上
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2009.04.16 Reported by 佐藤拓也
J’s GOALニュース
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(C)佐藤拓也
この日の試合には、なんと1万3000人以上の大観衆が!
(C)佐藤拓也
岡山ラーメンの老舗「浅月本店」のチャーシューそば
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