4月15日（水） 2009 J2リーグ戦 第8節
東京Ｖ 2 - 0 鳥栖　（19:03／味スタ／3,043人）
得点者：12' 柴崎晃誠（東京Ｖ）、74' 林陵平（東京Ｖ）
スカパー！再放送 Ch183 4/16（木）15:00〜（解説：川本治、実況：野村明弘、リポーター：大竹奈美）
☆顔写真クイズ｜勝敗予想ゲーム
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●柴崎晃誠選手（東京V）:
「嬉しいです。（開始後すぐの退場は）びっくりしました。まさか退場になるとは思いませんでした。1人少ないから引いて戦うことになり、相手にボールを持たせるのが怖くなかった。僕たちは引いて、チャンスがあれば狙っていこうというところでした。

　（ゴールが入った瞬間）最高に嬉しかった。大黒さんから林にボールが行くのを見て、林は絶対に競り勝ってくれると信じて狙っていた。思ったとおり良いボールが落ちてきてそのまま打ったら上手く決まりました。相手が前目にきていたから、スペースもあったし、セカンドボールを拾えたらと思っていたけど、（林選手のアシストは）本当に良いボールでした。

　これからも勝点を得るために1試合1試合チーム一丸となって戦っていきたいと思います」

●林陵平選手（東京V）:
「努力してきたことが結果となって出て、とても嬉しいです。（監督から）ターゲットとなってボールをキープし、簡単に叩いて勝負するよう言われていました。押された時も、押し上げて攻撃を遅らせることもできたと思うし、結果が出せて本当に良かったです。日頃の練習からやってきたことが今日は出せました。

　（初ゴールは）ボールさえくれば決められる自信はありました。FWとして得点という最高の仕事ができたのは大きいです。それがダメ押しになったのも良かった。自分のゴールももちろん嬉しいですが、何よりもまず押し上げだったり、体を張ってファウルをもらったりの部分で、自分に与えられた役割をこなせてチームの勝利に貢献できたことがとてもとても嬉しいです。

　チームが勝つことで気づくこともあるでしょうし、戦えるところを見せることでサポーターの数も増えてくれると思います。一人でも多くの方にスタジアムに観に来てもらいたいです。

　昨日の夜から、点を決めるシーンをずっとイメージしていました。東京Vの下部組織で育ったので、その頃から東京Vのトップでゴールを決め、サポーターの前に走っていって一緒に喜ぶのが夢でした。それが叶ってすごくすごく嬉しいですが、ここからが新たな出発です。今まで以上に謙虚な気持ちを忘れず、さらに頑張っていきたいと思います。

　僕はパフォーマンスを考えるの好きなんです。今日のはラウル選手バージョンです。でも、自分の『27』番を憶えて欲しい、という気持ちもちょっとありました（笑）」

●大黒将志選手（東京V）:
「今日の勝ちはデカい。1人少なくなってあれだけアグレッシブに戦えるんだから、11人で戦ってももっと動いて、中盤からどんどん前に出ていけば良い試合ができることがこれでわかったと思う。もともと、今日は４−４−２でやろうとしていたところを、1人退場して４−４−１で林を1人前に残しての戦いとなった。相手にボールを持たせながらも前線にブロックを作って守れたのが勝因だったと思う。

　その中で、カウンターで逆に先に1点取れた。（柴崎）晃誠がワンチャンスをものにしてくれたのが大きかった。もし０−０のままだったら苦しかったと思うし、違った展開になってしまっていたかもしれない。2点目も、晃誠が林へ良いクロスを入れた。もともと上手い選手だし、これからもチームのキーマンとなる選手。中盤で良い展開を作れるかが大事なので、このまま（良い状態で）やって欲しい」

●土肥洋一選手（東京V）:
「後ろが崩されないようにして、あとはチャンスがくればカウンターという形しかなかった。そういう意味では、1人少なくなったことで戦い方が明確になった。ただ、DF面でいえば、最後の方でDFラインが引きすぎてしまったり、マークのズレがあったりで全く納得できていません。今日は相手のフィニッシュの部分に助けられたところがあると思います。これがもしJ１だったら間違いなく失点してしまっていたと思う。ラッキーだったと思います。

　ただ、流れから点がとれたことはチームにとって大きいのは確かです。11人になっても一人一人が最低限今日ぐらいのハードワークをしなければ勝てないということを、しっかりと感じなければ意味がないと思います」

●高橋祥平選手（東京V）:
「とにかく疲れました。（10人になったのが）始まって９秒でしたから。。。でも、逆にやることがハッキリしました。最初はちょっと焦ってしまいましたが、とにかく引いて我慢して、少ないチャンスを狙っていました。1本のチャンスをしっかりと決めてくれて、すごく気持ち的にも楽になりました。

　2週間も勝てていなかったから、久しぶりに勝てて本当に嬉しいです。やっぱり勝つのっていいなと改めて思います。この勝利を機にチームとして乗っていきたいです。これからも、今日みたいに戦う気持ちをチーム全員が出せるように頑張りたいと思います」

●飯尾和也選手（鳥栖）:
「情けないです。サッカーは難しいです。何度か相手が10人になる試合がありましたが、負ける試合が多い気がします。勝ったイメージがない。みんなまじめすぎる分、逆に硬くなってしまうんだと思います。また頑張ります」

●池田圭選手（鳥栖）:
「（相手に退場者を出したシーンについて）腰あたりを引っ張られたと思います。でも、あまり詳しくは憶えていません。結果として勝っていれば、あのシーンも嬉しいですが、負けているので・・・逆に、早く10人にしてしまったことで、やるべきことをハッキリとさせてしまった。結局最後まで崩せないまま終わってしまった。もし最後まで11人対11人だったら、絶対にゴールを決めていたと思う」

●室拓哉選手（鳥栖）:
「初めての味スタだったのに・・・悔しいです。東京Vは完全にカウンターしかなかった。相手が1人少ないという状況は、逆にやりづらかったです。

　今日はいつものように自分たちがボールを回すというよりも、回させられてるという感じでした。テンポも遅かったし、本当にただただ『悔しい』の一言です。

　古巣だったので、東京Vの選手・関係者のみんなに挨拶に行ったのですが、みんなが笑顔だったのでまたさらに悔しかったです。次にうちがホームの時は必ず勝ちたいと思います」

以上