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【J2:第5節 湘南 vs 仙台】反町康治監督(湘南)記者会見コメント(09.03.29)

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3月29日(日) 2009 J2リーグ戦 第5節
湘南 1 - 0 仙台 (16:03/平塚/6,528人)
得点者:27' 田原豊(湘南)
スカパー!再放送 Ch180 3/30(月)07:00〜(解説:都並敏史、実況:下田恒幸、リポーター:安田美香)
顔写真クイズ勝敗予想ゲーム
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●反町康治監督(湘南):

「しぶといしぶといしぶといしぶといと言われて4試合終わって、また5試合目もしぶといと思われるような試合をしました。ちょっと戦術的なミステイクが今日何回かあったんですが、あまり目立たずに終わっていったと思っています。今日のゲームはうちのアジエルと仙台の梁のフリープレイヤーを2人置くという、練習のときには違うビブスを着るフリーマンですね、そういうゲームになるかなと思っていて、実際そういうゲームでした。アジエルはアタッキングサードでがっかりするような(笑)それがうまくいっていればもう少し楽なゲーム展開になりましたが。また仙台の2トップの動き出しが非常に早く、前節の札幌は1トップだったので、2トップに対応するのにすこし時間がかかりました。そのときにやられていたら、また違う展開になっていたと思う。しぶといというのはそういうところで、これをどんどん続けていってインプットしたものを増やし、こちらが言わなくてもゲームのなかでうまく対応できるようになってくれば、チームは成熟していくのではないかと。足りない点はたくさんあるとは思うが、遅い時期に入った田原が点を取れたことは大きな収穫だし、それなりに評価していいゲームだったかなと。選手にも言ってるが、ほぼおなじ年齢でおなじ年俸をもらっていて身長もおなじだったら、だいたい1点差になるという前提でゲームを進めているので、勝ちきれたことは非常によかったと思っています」

Q:ゴールを決めた田原選手の現時点での評価を教えてください。
「もともと運動量は多くないが、真ん中でいわゆるポストプレーをするタイプで、そこで時間をつくることがオープンプレーでは彼の仕事の大半です。ここのところあまり収まりがよくなかったが、きょうはアクションが速く、そこそこボールも収まって形はつくれていた。でも、たとえばアジエルや阿部とのコンビネーションなど、まだいまいちの部分があるので、それを上げていく必要がある。セットプレーは、エリゼウがジャーンに付いてきたので、そこはイーブンだと、豊(田原)のところには渡辺が付いてきたので、そちらのほうが可能性があると思ったら実際そういう展開になりました。彼のよさは出たでしょうね」

Q:後半仙台がパワープレーを仕掛けてきたが、それに対してなにか指示はしましたか。
「いや、ゲームが始まったら選手各自の判断に任せると。あの場面でDF島村を入れて高さ対策でエリゼウに付けるという方法もあったが、そうすることによって逆に気の緩みが出るようなゲーム展開だったのでやめておきました。十分対応できる力を持っているし、最後の踏ん張るところもできているし、GKとの連係もさほど悪くないのでそのままやっていこうと思いました」

Q:C大阪も5連勝で首位を走っているが、これからの見通しはいかがですか。
「第1クールは自分たちの地盤をしっかり固めて右肩上がりと考えていたことを思うと、出来すぎなぐらいかと思っているが、さらに上積みをしていかなければいけない。チーム内の競争を含めてもっと上質なサッカーをできるようにやっていかなければいけない。ただ結果がついてくれば選手のモチベーションも高まるので私としては非常にマネジメントしやすいですよね。ただこのまま続くわけは当然ないので、そうしたときにいかに湘南の地力を発揮できるかということでしょうね」

Q:鈴木伸選手など故障者の見通しはいかがですか。
「鈴木は十分できます。選手にも言ってるが、私は勝ってるからメンバーをいじらないということはない。よりいいサッカーを目指すことを考えれば勝ってもメンバーを代えるし、負けてもメンバーがそのままということもあります。パフォーマンス次第なので、チーム内の競争はやっていかなければいけないと思います」

Q:浮かれるなと選手に言いましたか。
「もしそういう選手がいれば言いますが、逆にこのチームはあまり慣れていないので(笑)そういう感じはないですね。あれば当然言うが、いまのところトレーニングに対する姿勢や私生活、テレビ・新聞のインタビューなど日ごとに増えていくが、きちんと対応できてるし、浮わついた選手は簡単に言えばメンバーを外せばいいだけの話。浮わついていることはないです」

Q:試合ごとに選手が乗ってきている、集中力が高まっているといった手応えは感じますか。
「昨年仙台戦でロスタイムにやられたということも選手に話をして、よりパワーアップした湘南をつくらなければいけないと、シーズン始めにまずその仙台戦の失点シーンのビデオを見せた。精神面ではかなり強くなってきているのではないかと感じています」

Q:アジエルにボールが入ると一度スローダウンさせてからまたスピードを上げたりしますが、あれなどは監督の攻撃のイメージどおりなのですか。
「いろいろ制限してしまうとあいつのよさがなくなってしまうので、去年はMFをやっていましたが、なるべく前で高い位置でボールをもらえるようにということですね。いままでの得点を見てもわかるようにあいつからの1本のパスでGKと1対1というシーンを何回もつくっているので、前の三角形はいまのところ効率よくできているのではないかと。ただ今日の場合は信じきって坂本や寺川が上がったときに取られてしまうと、当然後ろに5人しかいないという危機的な状況になってしまう。もっと力を発揮できるとは思っていますが、その意味では今日は攻撃のアクションに入ったときに、もともとそんなにスローダウンする選手ではないのですが、今日は相手が挟みに来ているような状況ではスローダウンすることが多かったですね。もっと前に出て相手の裏をとるようなプレーもできるんですが、そういう話はもう少ししていかなければいけないでしょうね」

Q:勢いに乗っているいちばんの理由はなんでしょうか。
「試合の運命はトレーニングで決まるという話をいつもしていて、選手たちはトレーニングに対して真摯に取り組んで集中してやってる。またゲームになれば各々の責任、自分のタスクをしっかり把握してやってる。そのチームワークでしょうね。それが明確で選手も自信をもって自分の仕事をやっていける。それと、今日も2点目を取りに行きたかったが、腰が引けたような戦いではなく前へ前へという意識が根付いてきて、それがチームのエネルギーになっているのではないかと思っています」

以上
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