23日（月）、韓国・ソウルにて『JOMO CUP 2009』の開催発表会見が行われました。
会見出席者のコメントは以下の通りです。
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●K-ALLSTARS　チャ・ボングン監督（水原三星ブルーウィングス）：

「今回もK-ALLSTARSの監督に選ばれ、とてもうれしく思っております。

昨年は3−1で韓国の勝利に終わりました。今年もなんとしても勝ちたいと思っております。JOMO CUP 2009はとても意義のある大会です。日本と韓国には、アジアサッカー界の牽引役という役割を果たし、アジアを引っ張っていく責任があると思っています。
短い準備期間になりますのでベストの選手を呼ぶのはなかなか難しいです。しかし、最高の選手、最高のプレーをみせることで両国のサッカーファンが満足できる試合をしていきたいと思っています。

最後に、この大会がこれからも引き続き発展し、日韓両国のサッカーの基盤になることを願っています」


※以下、両監督への質疑応答
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Q：（両監督へ）選手を選ぶ時期、基準は？

●チャボングン監督：
「シーズン中に良いプレー、良い成績を残している選手を基本とします。ポジションや、チームのために必要だと考えられる選手がいれば、そういう選手を優先して選びたいと思います」

●オズワルド オリヴェイラ監督：
「おおまかな部分は、Ｊリーグを代表する選手になると思います。ただし、シーズンにおいてのパフォーマンスを重視して考えたいと思います」


Q：（両監督へ）過去に2度対戦しているが、お互いにどのような評価、印象を持っているか？

●チャボングン監督：
「2回の対戦を通して相手の監督を評価するのは簡単なことではありません。しかし、Ｊリーグ優勝チームの監督であり、戦術において長けた素晴らしい監督だと思っています」

●オズワルド オリヴェイラ監督：
「似たような回答になりますが、2回の対戦で相手を評価するというのは難しいことです。しかし、素晴らしい監督ではないかと思います。また同時に、アジアのサッカーを牽引している方だと思います。このような方と仕事をすることができて光栄です」


Q：（オズワルド オリヴェイラ監督へ）ＡＣＬの成績などから、韓国国内では、2年前からＫリーグがＪリーグに押されているとよく聞きます。ＫリーグがＪリーグに押される原因はなんでしょうか？　

「2年というお話がありましたが、過去2年間、大会の方式も少しずつ微調整をしている大会で、2007年は浦和レッズ、2008年はガンバ大阪が制していますが、歴史的にはまだ浅い大会です。“押してている”という表現ですが、2回やって2回優勝をもって断トツの力を持っていると判断するのは早いと思います。何十年もそれが続くようならそう表現できるますが。代表レベル、リーグの特徴、各クラブの特徴で考えたら互角の勝負をしています。今後、どうなっていくかによって数十年後に評価ができるようになっていくと思います」


Q：（オズワルド オリヴェイラ監督へ）外国人の監督として、リーグの発展をどのように考えているか？

「日韓両リーグともに外国籍選手の存在が影響していると思います。彼らがチームで責任を果たそうという気持ちでやっていて、国内の選手が彼らに影響されて成長していく部分があるのではないかと思います。個人的にはブラジル人が活躍しているのを見て、誇りに思っています。彼らが今後とも両リーグで活躍していってくれれば」


Q：（両監督へ）昨年のJOMO CUP 2008では、K-ALLSTARSは合宿などをして準備しました。それに比べ、日本は準備期間が短かったという意見もあります。今年の準備はどのように計画しているか？

●チャボングン監督：
「今年は早めに監督に選ばれたということで、リーグの戦いを考慮しつつ、必要な選手を集めて合宿したいと思っています。しかし、時間が限られているので、選手の能力に試合が左右される面もあると思います」

●オズワルド オリヴェイラ監督：
「去年は残念な結果になりました。選手と会ったのも前日で、いくらリーグ戦で戦っているとはいえ、選手の性格や人間性を把握するには難しかった。今年の準備に関しては、関係者の方とも話し合いしていて、できる限りの事前準備をしたいと要望を出しています。ただし、我々の希望だけでなく選手を抱えているクラブの意見も考慮しつつ、色んな状況を踏まえた上で、しっかり選手選考をして戦いに挑みたいと思っています」

以上

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●JOMO CUP 2009
2009年8月8日（土）19：00キックオフ
K-ALLSTARS vs J-ALLSTARS／韓国・ソウルワールドカップスタジアム
★J’s GOALでは、今後色々な企画を実施予定です。お楽しみに！