3月14日（土） 2009 J1リーグ戦 第2節
清水 0 - 0 横浜FM　（15:04／アウスタ／19,172人）
☆顔写真クイズ｜勝敗予想ゲーム

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●兵働昭弘選手（清水）：
Ｑ：なかなか点が取れませんが、2トップのコンビはどうですか？
「べつに悪くないと思うけど、そこに絡む僕とかエダ（枝村）とかがちょっと遅い分、なかなか良い形になっていないのかとも思う。2トップだけでは点は取れないから、そこに絡む場面をもっともっと増やしていかないといけないし、そこに入れるボールも、もっと精度を上げていかないと。いくらフローデが強いといっても、アバウトに入れすぎちゃうと相手もそこを狙ってくるので……もうちょっと精度をしっかり上げなきゃなと思う」

Ｑ：精度を上げるというのは、個人という部分ですか？
「そうだと思います」

Ｑ：2トップに対して2列目のサポートが遅れ気味というのは、攻撃が急ぎすぎているということでしょうか？
「急ぎすぎているときもあるし、最初にワイドのポジションをとった後、展開している間にもうちょっとポジションを変えて中に入ったりして、FWにクサビが入ったボールに対して良い角度でサポートできたら良いのかなと思う」

Ｑ：全体的に、もう少し時間を作るところと急ぐところのメリハリが欲しい？
「そうですね。後半は、やっとボールを保持しながら相手を押し込んだりするのができていたけど、前半は取った後に急ぎすぎたというのがあった。ああやって押し込まれたときには、長くボールを保持しながら時間をかけてやったほうが良いと思うので、そのへんはもうちょっとメリハリを持ってやれたらと思う」

Ｑ：昨シーズンにできていたことが、なかなか蘇ってこないという意味ではジレンマもあるのでは？
「でも、去年も1年間やっていって、最後にああいう形になったので、なかなかいきなりそういうレベルまで行けるかといったら、難しいところもあると思う。ただ、改善の余地は十分にあると思うし、ちょっとした心がけとかで十分変わると思うので、もっともっと高い意識を持ってやっていく必要があると思う」

Ｑ：個々の調子がそれぞれ少しずつ上がってくれば、かなり解決できる部分があると思うが？
「まあそうですね。ちょっとしたミスとかが減ってくれば、十分に点は入ると思うし。今は我慢しながら、また1週間しっかり練習していきたい」

●藤本淳吾選手（清水）：
「（後半42分の決定機の場面は）GKが滑ってきたのがわかったので、ボールを浮かそうと思ったけど、今振り返れば、もうちょっとボールに寄れば良かったかなと思う。あと、もっと自信を持ってやれていれば、もっと浮かせられたと思う」

Ｑ：入って早々に縦に鋭いパスを出してましたが、キックのフィーリングはどうでしたか？
「それは普通でした。自陣を見るときにまぶしかったので、少しやりづらい感じはあったけど、そういう意味では問題なくできたかなと思う」

Ｑ：ボールタッチの感覚はだいぶ戻ってきたと？
「そうですね。あとはスピードにもうちょっと慣れていければと思う」

Ｑ：スタミナ的なものも含めて、スタメンでやれるだけのものはある？
「まあそうやっていければいいけど、もうちょっと実戦を多くやって、コンディションを上げたいかなとも思う」

●青山直晃選手（清水）：
「DFラインが下がりすぎていたと思う。下がれば失点は少なくできるかもしれないけど、もっとチャレンジして前に行かないといけない。そうしないと中盤やFWの負担が大きくなると思う。そのへんは今までとは違うDFラインになっているので、まだお互いのプレーの特徴とかを把握しきれてなくて、そのへんが明確じゃなくてそうなっているのかなと思う。もう一度みんなと話し合って、次に良いサッカーができればと思う。（自身の100試合目で）勝ちたかったが、次の試合が重要だと思う」

●原一樹選手（清水）：
「（終了間際のビッグチャンスは？）淳吾さんが見えたので使ったけど……FWなので自分で行っても良かった。ちょっと悔いが残る」

Ｑ：拮抗したゲームの中に入ったが
「監督には『一発いってこい』と言われて入った。最後は相手も疲れてプレッシャーが甘くなっていたので仕掛けることはできたが、もっとシュートを打たないといけないと思う」

●西部洋平選手（清水）：
「全体的にイージーミスが多かったし、球際も負けていたところがあった。前半は風もあって、相手がミドルシュートを狙っているのはわかっていた。ボールがブレて難しい部分もあったが、対処はできたと思う。自分自身としては落ち着いてゲームを見られているので問題ないが、チームが勝っていないので、もう少し流れを作れるプレーをしたい」

Ｑ：2試合連続の完封だが？
「後ろは安定してきたと思う。前がリズムを作れるまで我慢したいし、自分たちも攻撃に加わっていけるようにしたい」

●清水範久選手（横浜FM）：
「前節はボコボコにやられたので、そこの修正は、今日はできていたと思う。行くときと行かないときのメリハリとか、自分たちから主導権を握ってやろうとか、とにかく迷いなくサッカーをやろうと言っていたので、そういう意味では前節からみれば、全然改善されていたとは思う」

Ｑ：自分たちのサッカーは、ある程度取り戻せたと？
「個人的にはそう思います」

Ｑ：あと勝ちきるためには何が？
「個人個人がもうちょっと、攻撃でゴール近くに入ったときに、やっぱりどこかで無理をしたりとか、1人1人が局面を打開できたりとか、誰かが無理をするようなプレーがもうちょっとあればいいかなと思った」

以上