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【日本代表 vs フィンランド代表】試合前日のスチュアート・バクスター監督(フィンランド代表)会見コメント(09.02.03)

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2月4日(水)キリンチャレンジカップ2009 日本代表 vs フィンランド代表(19:20KICK OFF/国立
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●スチュアート・バクスター監督(フィンランド代表)
「みなさんこんにちは、oh、こんばんわ(笑)。
明日の試合ですが、サッカーを大事にする両国にとって非常に重要な試合になると思います。
岡田さん(日本代表監督)にとっては大事な試合を控えているということを理解しておりますので、私たちのチームはオーストラリアと同じスタイルを提供できると思っています。つまり組織力、攻撃およびフィジカルの強さもあります。また私たちのほうから見ますと、経験のある年齢の高い選手から若い選手、そしてこういう試合の経験のない選手まで連れてくることができました。こうした経験を通じていろいろと学ぶことができますので、両方の代表にとって大変意味のあることだと思います。
個人的にも、今回日本に来ることができて大変楽しくうれしく思っています。日本サッカー協会のみなさんはいつも通りプロの仕事をして下さいまして、ものごとが全てスムースに進んでいます。個人的に友達にも会えますので、本当に日本に戻って来られてうれしく思っていますし、家族も友達に会えますので来日を楽しんでいます」

Q:日本はオーストラリア戦(2/11@横浜国)が控えてます。オーストラリアを研究して彼らに似せて戦うということはありますか?
「あえて特にオーストラリア風にプレーしようとは思っていません。ただピム監督についてもオーストラリアの選手についてもよく知っています。ですので、どういうやり方でプレーをするのかはわかっています。またオーストラリアの質として、どのようなスタイルになるのかは理解した上で、そういうプレーになるかもしれませんが、これはあえてわざとそうするのではなく自分たちが自然なプレーをすることによってオーストラリアのスタイルに近いプレーになるということです。そして岡田監督に十分に価値を見い出してもらえる試合ができるとは考えています。ただ無理にそうしようとは思っていません」

Q:湘南との練習試合ではやりたいことがあったようですが、明日はまた違う試合を見せてもらえるのでしょうか。
「湘南との練習試合の時は若い選手を投入しました。若い選手に対して経験を積ませるということは非常に役に立ちますので、そういう意味で育成という目的が強かったです。
ただ明日は代表のプライドを賭けて戦う試合ですので、勝つということがゴールになります。もちろん明日の試合によって選手を育てたいという育成の目的もありますが、より競技性の高い試合になります。勝つという目的を持って試合をすることを考えると、負けるかもしれないという犠牲を払って若い選手を投入することはありません」

Q:岡田ジャパンの率直な印象はいかがでしょうか。日本代表にとって、久しぶりの日本人監督なのですが?
「岡田監督はいつも正しいやり方でものごとを進めるという印象があります。つまりプロのやり方です。そして全ての監督はスタイルが1人1人違います。ベンゲル監督もモウリーニョ監督もファーガソン監督もジーコ監督もみんなやり方は違います。また日本人の監督と日本人の選手という組み合わせで成功しない理由はありません。もしかしたら少し時間がかかるかもしれません。でも、こういうチャンスを岡田監督がモノにして、そして成功する可能性は大いにあると思いますし、これは選手のみなさんも同じ意見だと思います」

Q:岡田監督はW杯の準決勝に到達するという目標を掲げていますが、その現実性についてどうお考えでしょうか。また今の日本代表のレベルと今までの日本代表のレベルと比べていただけますか?
「どこの国でもそうですが、問題というのは、昔のチームと比較されて、つまり前のチームが基準になるということです。そうしますと、今のチームにプレッシャーがかかります。そして、その時に現実を見つめて、たとえば今の選手たちの経験はどうなのか。中田英寿選手レベルの選手がいるのか。いるとしたら、昔ほどたくさんいるのか…ということをしっかりと検討しなければなりません。そういうことを見極めますと、今の日本代表に与えられているプレッシャーは少し荷が重いのかもしれません。ただし岡田監督がW杯で準決勝に行くのだと、監督がそういうことを言うのは必要なんです。というのは、監督がたとえばうちは予選で負けるよとか、決勝トーナメントに行っても初戦で負けるよなどと言ってしまったら、みんなやる気がなくなります。ですので、監督が持つ非常に重要な役割というのは、選手と国民のみなさんと夢を分かち合うということです。そしてその夢を大きな声で言うということで、みんなにやる気が出てくる。ただし、そこにはリスクも出てくる。大きな夢を言うと、それがかなわなかった時にバカじゃないのと言われる可能性があります。でも、退屈な安全なことばかり言うのか、もしくは夢がかなわなくてその時にがっかりするのかというのは、これは監督の選択になります。ですので、実際に夢を大きな声で言うのは大事ですし、監督として現実的かどうかというのはわかりません。ただし、監督としてみなさんと同じ夢を共有するのは大事なことです」

Q:フィンランド代表監督をしていますが、将来日本に監督として戻ることは考えていますか?
「日本は本当に仕事をしていて楽しい場所ですし、日本のみなさんの仕事のやり方もとてもリスペクトしてます。また選手の方たちとも仕事をするのを楽しんでいます。またプロのコーチとして、絶対にないとは決して言いません。ですので、どういう仕事をオファーされ、どういう状況かに基づいて決めますが、オファーがあったらもちろん検討します。日本に関しては住んでいて楽しいですし、日本に戻ってくることに問題は全くありません。
先ほど現実的かという質問がありましたが、今日新宿を車が通ってきました。その時に新宿駅は毎日200万人が行き交うんですよ、と聞きました。フィンランドは人口が600万人です。そのフィンランドが次回のW杯に出たいと思い、ドイツと3−3で引き分けました。ですので、やはり夢ということを考えるとどちらが現実的か、そして夢ということはどこの国にとっても同じだと思います」

以上
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