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日本代表メンバー発表での岡田武史監督コメント(09.01.30)

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●キリンチャレンジカップ2009〜ALL FOR 2010!〜
2月4日(水)19:20キックオフ(予定)
日本 vs フィンランド/東京・国立競技場
★チケット好評発売中!
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●岡田武史監督
「オーストラリア戦を第一に想定してメンバーを組んだ。
海外組は2月4日のキリンチャレンジカップ2009には間に合わないので、その試合は少なめの人数になるが、途中で再選考はぜずそのメンバーで最後までいきたい。

ホームでやるにしては25名と、1,2名多いかもしれないが、海外組が5人いるということで直前のアクシデントに備えてのこと。もっとも国内組もまだ始動したばかりの時期なので、最初から集めておかないと、途中で呼んですぐ戦力というわけにはいかないということも考慮した。
全体のバランスとして海外組が中盤にかたまっているので、キリンチャレンジカップ2009では中盤が少し薄めになるかもしれないが、何とか乗り切れるだろうと。

ともかくこの時期の試合は、ゲーム感覚を取り戻すために激しい試合をしたいが、フィンランドは国内組中心に来て、今日から日本に入って練習をしているということだし、若手中心にモチベーション高くきてくれるのでありがたいなと。なんとかゲーム感覚をつかんで、オーストラリア戦にいい形で臨みたいと思っている」

Q:川口選手がリタイアしてしまったが、GK追加招集は考えなかったのか?
「本来であればバーレーンも3名で行くはずだったが、菅野が(天皇杯決勝で)元日までやっていたので(その前の合宿に)呼べなかったということ。3名という人数自体は打倒。この後も追加招集は考えていない。いろんな選手が怪我をすることが今後もあると思うが。十分やっていけるということで選んでいるので心配はしていない」

Q:海外組合流のタイミングは?闘莉王選手のコンディションは?
「海外組は(中村)俊輔だけが早めに招集できる可能性がある。カップ戦があるが相手が3部リーグなので、セルティックも同意してくれるだろうといわれている。それが前々日に合流という形になる。

闘莉王については、バーレーンに行く前にフィンケ監督と話したところ、筋力もある程度まで戻ってきていると。もしオーストラリア戦を考えているなら、それに合わせた調整をすれば、十分間に合うといわれている。今回メンバー発表前に確認したところ、確かに万全ではないかもしれないが、できるのではないかと。そういう意味で、まず合流してもらいこちらで確認したいと思っている」

Q:28日にバーレーンで敗れたことが今回のメンバー選考に影響した?
「敗戦が影響したということはないが、ある意味テストも兼ねていたので、試合のプレーが選考に影響したということはある」

Q:バーレーンに敗れて出た課題は?
「僕が監督になってから、親善試合含めてバーレーンに3回負けている。そのうち2回はアウェイで負けている。同じ相手に2回負けるのは自分の中でも許しがたいが、どうも彼らとはタイミングが合わないのか、そういう面もある。
ともかく、バーレーンに負けたから戦い方を変えるということはない。選手にもいったが、負けたことは悔しいし反省もしないといけないが、反省ばかりしていても仕方がない。我々ができることは、あとの日数でオーストラリアに向けてベストを尽くすこと。それは何も変わらない。

本気の相手とやるとプレッシャーがきつく感じる時期なので、どうしてもボールを引き出すのが怖くなる。まずシンプルにボールを動かしていくところを、元に戻さないといけない。コンセプトからみていくと、ここ2試合はちょっと落ちているので、戻さないといけない。そのためにもプレッシャーの中でのゲーム感覚が大事かなと思う」

Q:少し間が空いて集まったとき、チームとしてのパフォーマンスが戻らないということを繰り返しているように思うが?
「今回の試合内容からみて、チームのやろうとしていること、意識がバラバラだったということはなかったと思っている。そういう意味で、今までゲーム感覚とかコンディションがあるなかで意識がバラバラだった試合とはまた違うと思っている。オーストラリア戦に向けて、久々に合流するメンバーもいるが、彼らはある程度わかっているメンバーなので、心配はしていない」

Q:オーストラリア戦との戦いは、本番を見据えても大事な試合になると思うが?
「正直オーストラリアはアジアトップレベル。あれだけ個人技術がしっかりしているチームはちょっとない。CBのニール選手なんか、あれだけDFでパスを出せる選手はアジアではいないと思う。
でも、我々はこういう相手に勝つために最低限やってきたつもり。そういう意味で楽しみにしている。こういう相手を破るために、逆に言うとマンツーマンで(マークに)つかれて下がって守られるよりも、こういう相手に勝つためにやってきたつもりなので、この試合では、やってきたことの成果が見れると思っている」

Q:オーストラリアは最終予選で1点も取られていないが?
「まずGKが素晴らしい。何試合もみたが、そう簡単には入らない。
ただ、今まで世界中には素晴らしいGKがいたが、みんな点は入れられている。絶対に入らないわけではないので、工夫をしないといけないと思う。個々のDF能力、一対一の競り合いが抜群に強いので、それを破るには我々は人数をかけて攻めないといけない。具体的なことは勘弁してもらいたいが、そう思っている」

Q:ここ2試合セットプレーから失点しているが?
「今日のミーティングでもテーマにあがっていたが、セットプレーでの失点は極力避けたい。先に入れられることは絶対に避けたいというのはある。
年明けのキャンプでもセットプレーの練習は実はほとんどしていなくて、相手によってこうしようとか言う対策も一切していないので、これからやらなきゃいけない。相手のヘディングの強い、またはキックのうまい選手はある程度明確になっている。これからトレーニングしないといけないと思う」

Q:前回バーレーンに負けたときにはかなりショックということだったが、今回は前回とは微妙にニュアンスが違うように思うが?
「前回は、本当に選手たちの力を全く出させてやれなかった。なんというか、それぞれが言われた役割を分担してそれだけをこなしているような試合をさせてしまった。それに対するショックがあった。これはバーレーンだから屈辱なのではなく、それは自分自身に対して。

今回は、今のメンバーを集めてこういう展開になるだろうとある程度予想できた部分もあった。前半動き出しが遅かったが、これも少し想定していた。試合前にも、『今日ピッチに行ったら日本サポーターも相手のサポーターもほとんどいないだろう。なんとなくぬるい感覚があると思うが、ぬるい試合をしてしまってはオーストラリア戦までに取り戻すまでに時間がいるよ』と話した。半分くらいはそういう感覚があったと思う。

今回負けたことは確かに悔しいし、最低引き分けなきゃいけない試合だったと思う。それに対して責任も感じているが、アジアカップ予選突破という目標に対しては、そんなに問題ではないと思っている。逆に、これがいきなりオーストラリアだったら物凄い怖かったなと。バーレーンがあれだけボールにきてくれたので、ありがたい試合が出来たと思う」

Q:若手中心にやってきたところに、海外組が合流しての課題は?
「海外組がいない中で我々はやっていかないといけないわけだが、ポイントは変わらない。ただ、世界中どこでもそうだが、俊輔や遠藤のような、ある程度秀でた選手がいないとサッカーは変わってくる。このメンバーで勝つためにこう言うサッカーをやろうというのは全く考えていないいない。
我々はいない時のことを考えて底上げするのではなく、ベストが揃ったときにベストな試合をするということを一番にやるべき。フィンランド戦に関しても、ベストな選手がいた時にやろうとするサッカーをやらせようと思っている」

Q:先ほどバーレーン戦で負けたら取り戻すのに苦労するといっていたが、取り戻すためにしなくてはいけないこととは?
「負けたらと言ったつもりはなくて、勝敗は別として甘い試合をしてしまうと・・・といったわけだが、完璧に厳しい試合をしたかと言うと、そこまでできていない。ある程度(取り戻すために)エネルギーが要るのは仕方がない。
一番は、DFにおいてのボール際の速さというのがあるが、それ以上にボールを受ける意識、引き出す意識、動かす意識を考えないといけない」

以上
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●FIFAワールドカップ南アフリカ 最終予選
2009年2月11日(水・祝)19:20キックオフ(予定)
日本 vs オーストラリア/神奈川・横浜国際総合競技場
★チケットは完売!この試合はテレビ朝日系列、NHK-BSにて全国生中継
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