1月29日（木） AFCアジアカップ2011カタール　予選Aグループ第2戦
バーレーン代表 1 - 0 日本代表　（00:15　日本時間／マナマ／11200人）
得点者：24' サルマン・イサ（バーレーン代表）
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●岡田武史監督（日本代表）：
「前半なかなかボールを引き出さなくて、選手間の距離が遠くてボールが回らなくて、どうしても一発裏狙いという形が多かった。後半になって選手間の引き出しも早くなって、後半の途中からようやく流れが出だしたんですが、最後のところでの工夫が今ひとつ足りなかったと。それと、ともかく今日は中盤でミスパスが多くて、どうしてもミスパスからカウンターを受けるという形が…。後半はそれをなんとか抑えましたが、それにしてもミスがあれだけ出るとなかなか最後まで行かない。しかし後半の途中からの流れは我々がやらなければならないということは明確になったし、今度のオーストラリア戦（２／１１＠横浜国）に向けて、いろいろ教訓になることもあったと思います。
今日の負けは非常に残念で悔しいですが、これを生かしていかなければならないと思っています。以上です」

Q：後半の途中までうまく行かなかった理由は、フィットネス（コンディション）の問題だったのか、それとも準備の段階でうまくいかなかったのが原因なのか？
「フィットネスというよりも、この前のイエメン戦（１／２０＠大分）を戦っていないメンバーというのは、久しぶりにプレッシャーのかかった中での試合。その中での判断の遅さ、それからそれをプレッシャーに感じたミスというのが多かったと感じています。フィットネスというよりもスピード感への慣れというのが大きいと思います」

Q：パスミスが多かったというのは、中盤に原因があったか？
「選手個々の技術。このサッカーをやろうとすると、ミスが多くなるとどうしてもきつくなる。今日出ていたメンバーの技術的な問題と、先ほど言いましたプレッシャーへの慣れ。そういうものがあったと思っています」

Q：今回負けたことは恥ずべきことなのか？
「負けたことが恥ずべきことかどうかは別として、非常に残念なことです。我々は常に勝利を目指していますから、ショックというか、非常に残念なことだと思っています」

Q：恥ずべきことであるのか、ショッキングなことであるのか？
「その違いがわからないんですが、負けたときは常にショックです。ただ、バーレーンは非常にいいチームですし、我々はどんな相手に対しても常に勝とうしています。それに対して勝てなかったのは残念というだけのことです」

Q：失点シーンについての分析は？
「失点シーンというのはセットプレーから競り負けて入れられたんですが、やはりあそこで高い選手が上がって来ていなかった時点でマーク、ロングサイドを変えるべきだったというふうに思っています。それとともに、あそこでファウルになる前に、中央からサイドに向けてロングボールをフリーで蹴らせていたと。後半はそれを抑えに行かせたんですが、その辺は今後注意しなければならないと思っています」

以上

※本日、バーレーン代表　ミラン・マチャラ監督のコメントはありません。ご了承ください。