本日、昭和音楽大学inテアトロジーリオショウワで川崎フロンターレ「新体制発表会見」が行われました。席上の武田信平代表取締役社長のコメントは以下のとおりです。
●武田信平代表取締役社長:
「今日は新体制発表会にこんなに多くの方に来ていただきましてありがとうございます。また昨年はシーズンを通しまして、熱い、暖かい声援をいただきましてありがとうございます。心から感謝いたします。
昨年の成績につきましては、みなさんご存じの通りです。当初の目標には届きませんでしたが、大変頑張ってくれたシーズンだったと思います。シーズンの当初にいくつかのアクシデントがありましたが、そういったことが響いて、前半戦はあまり調子が出ませんでした。中盤から段々調子を上がってきて、最後に追い上げて2位になったということです。後半よく盛り上げて2位を取ったなというシーズンでした。ただ、そうは言いましても、落してはいけない試合を落とした、そういったところが優勝できなかった原因ではないかと思います。特に同じ相手に2度負けることはあってはならないことだと私は思います。そういったところを修正していくということが、今シーズンの課題ではないかと考えています。
次に今シーズンの目標になりますけど、昨年果たせなかった、タイトルを獲得することを実現することです。2006年はリーグ戦2位、2007年はナビスコカップで準優勝、2008年がリーグ戦2位と、3年連続して準優勝に甘んじているわけです。今年はもう優勝しかありません。今シーズンは溜まりに溜まったものを爆発させて優勝したいと思っています。
まず、国内については、リーグ戦です。このタイトルを獲得いたします。それとACL、これについては、アジアチャンピオンを獲得したいと思っております。何がなんでもアジアのチャンピオンを獲ってクラブワールドカップ(FCWC)に出たいなと。FCWCでは浦和さん、ガンバさんが3位の成績を収めています。ですので、私たちはそれ以上の成績を収めなければいけないと考えています。アジアチャンピオンを獲って、みなさんをぜひUAEにお連れしたいなと思っています(会場拍手)。
これまでですね、優勝に手をかけながらもう一歩のところで優勝をつかみ取ることができませんでした。今年優勝を手にするためには、何がなんでも優勝するんだ、もう一歩前進するんだという強い気持ちが必要だと思います。絶対に優勝するというそういった貪欲なまでの執念をもって、日々の練習に取り組み、そして試合に臨みたいと考えています。それが今シーズンのキャッチフレーズであります『ONE STEP』であります。ちょっとありきたりの言葉ではありますけど、今のフロンターレには、もう一歩先に進む、前進するんだという強い決意が必要だと考えまして、こういったキャッチフレーズにしました。
昨シーズン無念の思いで監督を退いた隣にいる関塚監督ですが、体も回復してすっかり元気になって戻ってまいりました。関塚監督にはやり残したことがあります。それはフロンターレで優勝することです。そのために戻ってまいりました。そして関塚監督・高畠ヘッドコーチというコンビが復活しました。必ずや我々の想いを成し遂げてくれるはずです。それに加えて、後ろにに控えております有望な新人を獲得しました。矢島選手、登里選手、安藤選手です。
矢島選手ですが『かわいい子には旅をさせよ』ということで旅をさせておりました(会場笑)。このたび道にも迷わず帰ってまいりました。
登里選手ですが、この間の高校サッカー選手権でも活躍しまして優秀選手にも選ばれております。
安藤選手はフロンターレU-18からの昇格です。久しぶりの期待の大型GKです。この3人ともフロンターレを優勝させるという決意を持って加入しております。必ずや活躍してくれると確信しています。
次にタイトルを獲得するために欠かせないのが、皆様の多くの応援でございます。いつも応援してくださっているファン、サポーター、スポンサー、株主といった多くの皆様と一体となって戦っていきたいと思います。ぜひフロンターレの12番目の選手として皆様もぜひ『ONE STEP』してください。今シーズンも熱い、大きなご声援をお願いいたします。
次に等々力競技場の全面改修に関する署名活動におきましては、多くの皆様にご協力を賜りまして、大変ありがとうございました。1/21現在、141,482名の署名が集まっております。この署名活動を期にしまして、川崎市の動きもスピードアップしております。この改修をさらにスピードアップさせるためには、私たちが優勝することだと思います。先ほども申し上げましたとおり、必ず優勝します。もう一つ必要なことは、やはり2万人を超える入場者の実績だと思います。昨年は2万人を超える試合が7試合ありました。今シーズンはこれを10試合以上にしたいなと考えております。ここでも『ONE STEP』前進でございます。入場者の実績を示して、早期改修の必要性を認識してもらうことが大切だと思います。皆様には等々力競技場においては、大変混みあいまして、多大なご不便をおかけしていると思いますが、私たちは『等々力うれしイ?プロジェクト』をさらに充実させて快適でそして安全なスタジアム作りに努力したいと考えています。このたび、市長さんからも話がありました通り、準優勝の賞金の一部一千万円を寄付させていただきましたが、これも快適なスタジアム作りの一環だと考えております。市長さんからも等々力の改修に使うと大変うれしいお話をいただきました。それで、この皆さんのご協力によりまして、平均で2万人を超える目標を達成して、川崎市にも『ONE STEP』前に進んでもらおうかなと思います。
それから恒例となりました今シーズンの開幕のことですが、またいつものようにJリーグから言ってはいけないと言われております(会場笑)。これは時期につきましては3月11日にACLがありますので3月7日ということでおわかりだと思います。それで場所なんですが、皆さん去年のことを思い出しましょう。まあそんなところかなと。それから、じゃあ相手はどこかなと(会場笑)。これは本当に言っちゃいけないんですよね(会場笑)。だから言いませんよ。ただヒントを与えましょう。『端午の節句』なんてことを言っておきましょう。
それから開幕戦ということで、始球式を行います。そのゲストをお招きするわけですけど、これもまたお知らせできませんが、少しお話しましょう(会場笑)。先日ですね、わたくし天体戦士「サンレッド」というアニメのアフレコをやらせてもらったのですが、その時一緒に共演させていただきました。日本語で言うと『文芸復興』と叫んでいる方でございます。
今シーズンも一人でも多くの方に来ていただいて、みなさんとクラブは一体となって戦うことで、『ONE STEP』前進しましょう。そしてみんなで優勝を手にしましょう。私たちはクラブが一丸となって力の限り努力してまいります。どうかともに戦ってください。今シーズンもどうぞよろしくお願いします」
以上
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