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★１／１８練習後の岡田武史監督（日本代表）コメント
★１／１８練習後の香川真司選手（Ｃ大阪）コメント
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　10日に始まった指宿合宿はこの日が最終日。15日の練習試合以降、コンディションを考慮した軽めのメニューが続いていたが、この日もそれは変わらず。当初の予定から30分遅れの10時に練習がスタートする。

　今日の練習の中で注目したのが10時40分過ぎから行われた攻撃と守備の練習である。最終ラインの4枚と、ボランチの2枚をセットにした守備陣形を作り、攻撃の対応をさせていた。岡田武史監督からは「下がるな！」というような指示の声や、サイドバックがポジションを変えた際のボランチのカバーの入り方についての確認がなされていた。

　この練習を見ていて実戦を意識させているのだと感じたのが、攻撃側の攻めが切れた時、ラインを押し上げて守備を終わらせていたという点。「相手の攻撃を凌いだ」と気持ちを切らすのではなく、そこから攻撃への準備（ラインを上げるということ）を終えるところまでをオートマチックに完結させたいという岡田監督の意図が見えていた。

　また10時50分ごろからスタートした攻撃練習では、中央突破とサイド攻撃のバランスについて岡田監督から指示が出ていた。3バックと考えられるイエメン対策の一環ではあるが、W杯最終予選にもつながる部分であり、精度を高めてほしいところだ。

　全体練習が始まって1時間ほどで、岡田監督が終了を宣言。早川コーチが付いてしっかりとしたクールダウンで指宿合宿が終了した。

　なお選手たちは陸路バスを使って熊本の宿舎へと移動するとのこと。なかなか大変である。

以上

2009.01.18 Reported by 江藤高志