12月29日（月） 第88回天皇杯準決勝
Ｆ東京 1 - 2 柏　（13:06／エコパ／12,458人）
得点者：31' 鈴木 達也（Ｆ東京）、68' フランサ（柏）、88' 李 忠成（柏）
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●城福浩監督（Ｆ東京）：

「非常に残念です。多くのサポーターが東京から来てくれて、われわれも強い気持ちをもって臨んだのですが、結果として決勝に行けなかったということは非常に残念ですし、石崎さんにはおめでとうというふうにお伝えしたいと思います。内容は決してわれわれが劣っていたとは思いませんけれども、守備のプランも攻撃のプランも前半はほぼ自分たちのプランどおりで、後半に関しても入りは悪くはなかったと思います。ただ、一番ケアしていたフランサにやられたということ、最後バイタルエリアがあいて、李忠成選手にすばらしいシュートを決められたと言うのは、もちろん原因があるわけで、そこは対応できていなかったということだと思います。
そうあるチャンスではないので、ぜひファイナリストになりたかったのですけれど、ファイナリストになれなかった悔しさと、Jリーグの最終戦の悔しさというのを、個人としてもチームとしても、来年にもっていきたいと思います。それで初めて経験となると思っています。でも、レイソルさんには、非常に魂のこもったゲームをされたと思いますし、ぜひわれわれの代わりにも優勝してほしいと思います。

Q:交代などについては？
「羽生のポジションのところと鈴木達也のポジションのところは、相当ハードワークを要求していたので、そこでどういうアクセントをいれるかというのがひとつのポイントでした。エメルソンを入れる直前に同点になったのですが、１−０の状況でも１−１の状況でもいずれにしてもエメルソンを入れようと考えていたのは、そこはひとつアクセントになってほしいということ。自分たちの時間を少し長くしたいということを考えていました。
その中でスピード感のある攻撃をしたかったということでエメルソンを入れ、鈴木選手が疲れてきたときにスピードのある石川ナオを入れるという状況でした」

Q:フランサのケアについて具体的にはどのようなことでしょうか？
「彼はいつも浮いている場所にいるというか、DFラインと中盤のラインの間にいるので、まずはそこのコースをいつも消しながら、彼にボールが入らないようにするということと、ボールを奪われた瞬間に彼のところにボールが入るのが一番怖いことなので、奪われた瞬間の彼のケアというのを今週ずっと準備をしてきました。
ただ、あのケースはうまくサイドチェンジされてそこを中に入られていったという意味では、そのケアはできていたんだけれども、ゴール前のところで一瞬開いてしまい、フランサに時間とスペースを与えてしまったということだと思います」

以上