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◆ハインドマーシュスタジアム
ホームグランドであるスタジアム。アデレード市内から15分おきに発車している路線バス($ 2.60= 155円11月下旬現在)に乗って約15分で行ける。2000年シドニーオリンピックの際に、サッカー準々決勝で日本がアメリカに延長PKの末で負けた有名な場所である。
当初はラグビーチームの本拠地であったハインドマーシュスタジアム。
スタジアム前から市内に走っている路線バスの停車場。
他にも市内には円周を走る無料のバスもある。
◆アデレード・シティーFC
アデレード・ユナイテッド（以下ユナイテッド）の前身ともいえるフットボールチーム。初代監督のコスミナ監督、現監督のヴィドマー監督やキャプテンのドッド選手がこのクラブ出身であることは有名である。地元密着型であるため、クラブ内のバーでは地元住民のパーティーが盛んに行われている。
アデレードシティーFCのクラブハウス。Oakdenという市内中心より北東の場所にある。
クラブハウス内のバー。身分証明書があればメンバーでなくても入れる。
◆ウェスト・アデレードFC
アデレード・ユナイテッドFC発足の際、多くの選手がスカウトされたチームのひとつ。空港に近いリッチモンドに本拠地を置く。赤と黒のチームカラー。クラブハウスでは常に地元の住民がビールを飲んでポーカーマシーンを楽しんでいる。
ウェスト・アデレードFCのクラブハウス入口。
赤と黒のコントラストが力強い印象のクラブロゴ。
ウェスト・アデレードFCのホームグランド、リッチモンドオーバル。
◆スポーツバー
TABが併設されているのが一般的である。TABとは政府公認の健全な賭博場。ここではサッカーも賭けの対象のひとつである。ハインドマーシュスタジアムから徒歩10分以内に3軒のスポーツバーがある。試合当日はかなり盛り上がりをみせる。そしてユナイテッドの選手達が試合後に家族と立ち寄るというバーThe Promptonは徒歩20分。ファンにはお勧めである。選手に会える確率は90％以上。
その他にもアデレード市内にも多数のスポーツバーが存在する。代表的なのはNorth TerraceにあるSky City。ユナイテッドサポーターだけでなく、常にスポーツ観戦客で賑わっている。そしてサッカーファンなら必見のRosemont Hotel。9年前にサッカー好きのオーナーがオープンさせた。ユナイテッドが大きな試合に臨む時には必ずホームページで案内されるクラブ公認的なスポーツバーだ。
ハインドマーシュスタジアム東側入り口より徒歩3分の場所にあるJoiner Armsの店内。
Port RoadとMary Streetの角、スタジアムより徒歩6分のスポーツバーLady Daly Hotel。
Port Road沿いにある徒歩8分のスポーツバーLand of Promise。試合当日は人で溢れる。
ユナイテッドの選手達行きつけのバー、The Prompton。プロンプトンホテルとも言うので気を付けよう。
プロンプトンホテルの中の様子。
大きなアンティーク風の建物が目印のSky City。セキュリティーは万全である。
アデレードのサッカーファンなら誰もが知っているスポーツバー、Rosemont Hotel。
ショップがずらりと並ぶ有名なRundle Mallの近辺にはいくつものスポーツバーがある。
◆オフィシャルショップ
スポーツバーに応援に行くのにも欠かせないユニフォーム。ハインドマーシュスタジアムに隣接したオフィシャルショップで購入できる。お店の奥にはクラブのオフィスがあるので、選手に会えることもしばしば。チケット購入、試合情報入手などもここでできる。普通のスポーツ店でもユニフォーム購入は可能。
ハインドマーシュスタジアムに隣接したManton Streetにあるクラブオフィシャルショップ。
受付が親切なので何でも質問できる。
スタジアムから徒歩7分。Port Road沿いにあるスポーツ店。ユナイテッドのユニフォームを発見。
◆ビアンコ社
アデレード・ユナイテッドFCのオーナースポンサー。ロードローラー、クレーン車などの製造、販売に携わる会社である。SAKAIの建設機械がずらりと並んでいた。ビアンコ社は酒井重工業（本社東京港区）のオーストラリア代理店である。オフィスの中は、至るところに旗やステッカーが飾られユナイテッド一色。取材に快く応じてくれたサム・セッテカーシ氏（ジェネラルマネージャー）はユナイテッドのボードメンバーでもあり、選手達とは常に交流のある人物であった。
ここで選手達が好きなレストランの情報入手。市内中心部から徒歩15分。チャンネル10の1階にあるイタリアンレストランMilano。ブラジリアンのカッシオ選手一番のお気に入りの店である。
ビアンコニュートン支社ショールームの入口。
ヴィドマー監督が出場したアデレードユナイテッド1回目の試合写真をバックに撮影に応じてくれたセッテカーシ氏。
選手達お気に入りのお店。Hutt Street とWakefield Streetの角にある イタリアンレストラン、Milano。
◆空港
アデレード空港到着の時、出発の時も目につくユニフォームの額縁。スポーツ大国であるオーストラリアならではの発想だ。SAKAIの文字と赤色のユニフォームがその中でも一段と輝いているように見える。空港で働く人達も一丸となってユナイテッドを応援している。どこに行ってもサポーターに出会えることに驚いた。
アデレード空港の通路に飾られたアデレード・ユナイテッドFCのユニフォーム。
空港前から市内行きの路線バスが走っている。興味深いことに運転手のほとんどはサポーターであると聞いた。
Reported by M. Akashi / Mega Expression Pty Ltd
Photo by MOTO / Mega Expression Pty Ltd
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