11月29日(土) 2008 J1リーグ戦 第33節
横浜FM 2 - 0 東京V (14:04/日産ス/31,474人)
得点者:58' 松田直樹(横浜FM)、89' 長谷川アーリアジャスール(横浜FM)
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●木村浩吉監督(横浜FM):
「(ホーム)最終戦、クラシコ。だけど選手たちには、そういう意識ではなく、残り3ゲーム、やってきたことの集大成としていいゲームを見せようと話していた。
中澤はケガから復帰して、先発で使うかどうかと思っていたが、本人が非常に前向きなので、スタメンに起用した。前節は松田がセンターで、この試合で中澤をセンターで使うことも考えたが松田のラインコントロールが良かったので、前節と同じように松田を中央にした。前半、前節のジェフ戦もそうだが、相手も必死だから多少アバウトに蹴り合いになる場面があるかもしれないが、それに耐えろと話していた。また後半に足が止まってくるからそこからが勝負だよということも言っていた。
松田が素晴らしいミドルを決めてくれた。今日のゲームのポイントは先制点、1点だと考えていた。あの1点で皆、落ち着いて普段のプレーをしてくれたと思う。もうちょっとチャンスはあったけど、最後にサイドでボールをキープしようとした時間に、ルーズボールから長谷川が決めてくれた。楽なゲームはないと思っているが、今日は終わってみれば危ない場面はなかった。最終戦、アウェイで勝って、天皇杯につなげていきたい。
来季については、前向きには考えたい。ただ、こんなにつらい仕事とは考えていなかった。シーズン途中で監督が代わるというのは、いい状態で指揮官が交代することは基本的にはない。そんな中で半年間、やってみた。自分なりに初志貫徹というか、曲げずにやってきたつもりだ。
小宮山を起用しなかったのは、小宮山がよくないということではなく、もっといい選択肢があったからだ。まず中澤を使うことにしたので、左サイドを小宮山にするか田中裕にするか考えた。また右を田中隼でなく小宮山にするかというオプションもあった。小椋は、非常に信頼している選手だが足首を痛めていたので大事を取った。田中隼は運動量がある選手だが、ちょっと試合がバタバタしてきたのでベテランの清水を入れてゲームを落ち着かせるようにと指示をした。坂田については、久々に使ったが悪いわけではない。相手のCBの足が止まってきたので、彼のスピードが生きると考えた」
以上
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