11月26日(水)第88回天皇杯5回戦 磐田 vs G大阪(19:00KICK OFF/ヤマハ)
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ガンバ大阪がACL(AFCチャンピオンズリーグ)決勝に進出したため延期されていた天皇杯5回戦の最後の試合。熾烈なJ1残留争いの渦中にある磐田と、ACL決勝からのハードスケジュールで選手たちに疲労がたまっているG大阪との対決。リーグ戦の合間という厳しい日程の中で、どちらが勝利への強い意志を見せられるかが注目される一戦だ。
ホームで戦う利がある磐田だが、オフト監督の考え方はあくまで「J1残留が最優先」。4回戦の栃木SC戦でも直前のリーグ戦からスタメンを10人変更した。その後、過度なメンバー変更に対する批判も出たため、4回戦のときほど大胆な変化はないかもしれないが、やはりある程度のターンオーバーはあるだろう。
その中で注目されるのは、11月14日に現役引退を発表した“稀代のレフティー”名波浩の先発があるかどうかという点だ。もしそうなれば、彼が先発でピッチに立つ姿をヤマハスタジアムで見られる最後のチャンスとなるかもしれない。
また、中山雅史も一緒に先発出場すれば、名波との名コンビが見られる貴重なゲームとなる。もちろん、戦力的にも彼らはまだまだ試合を動かす力を備えている。4回戦の栃木戦でも、前半43分のFKの場面で、名波と中山の“あうんの呼吸”から河村崇大の先制ゴールを導いた。リーグ戦では「残留仕様」の守備的な戦いとなっている磐田だが、天皇杯では西紀寛や太田吉彰、成岡翔らも出場する可能性があり、名波のタクトによって、より磐田らしいサッカーが見られることも期待できる。
前節・柏戦の激闘から中2日しかないためスタメンの予想は難しいが、4回戦に近いターンオーバーがあれば、磐田サポーターにとってもリーグ戦にはない楽しみが多いゲームとなるだろう。
対するG大阪は、ACLではアデレードに完勝して優勝したものの、リーグ戦では3連敗中。しかも、3試合で10点と失点がかなり多くなっており、前節・川崎F戦に大敗(0-4)したことによって、リーグ戦では3位以内に入る可能性が消滅してしまった。来季のACLでは出場枠の規定が大幅に変わり、前年度優勝チームの出場枠も撤廃される予定なので、G大阪が来年もACLに出場するためには、現状ではこの天皇杯で優勝するしかないという状況になっている。
したがって、今のG大阪にとっては、この試合はある意味リーグ戦よりも重要な戦いと言っても過言ではない。ただリーグ戦の前節では、遠藤保仁と二川孝広がケガで欠場したことにより、G大阪らしいパスサッカーを見せることができなかった。この試合で2人が強行出場してくるかどうかは不明な状況だが、彼らが出場してもしなくても、他の選手たちがもっとプレーの質を上げなければいけないことは間違いない。ACLや日本代表の遠征で疲労がたまっている選手は多いが、ここは本当に踏ん張りどころとなる。
今出せる100%の力で勝利を目指してくるG大阪に対して、ホームの磐田がどのように対抗するのか。試合展開の予想は難しいが、どちらのサポーターにとっても、非常に見どころの多いゲームとなることだけは保証できる。
以上
J’s GOALニュース
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