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オーストラリアのレッズことアデレード・ユナイテッド。17日のアントラーズとのゲームを終えて戻った先はホームタウンのアデレードではなく、シドニーだった。20日にAリーグの第5節シドニーFC戦が予定されていたためシドニーに向かったのだ。現在Aリーグ3位のアデレード・ユナイテッドはACLのハードなスケジュールを乗り切るためにチームを2分割、20日のシドニーFC戦のスターティングメンバーは17日のアントラーズ戦とは様変わりし、GKのEugene Galekovic（20）以外では両方の試合にスタメン出場したのはたったの2名だった。
対戦相手は現在Aリーグ同率2位のシドニーFC、昨年のACLでの浦和レッズとの好ゲームが記憶に新しい。若手選手を多数加えたアデレードは試合開始直後からラフプレーを連発、まとまりのない試合運びをシドニーにつかれ先取点を許す。今季ここまで5得点と守り重視のチームと化したアデレードのベテランMF Cristiano Dos Santos Rodgrigues （10）がシドニーDF陣を切り裂いてシュートを放つがポストに阻まれ得点ならず。その後、ずるずると押され3-0で試合終了。鹿島のホームで引き分けたアデレード・ユナイテッド、ホームアデレードではベストメンバーでアントラーズを迎え撃つ事が予想される。
右サイドから中央に切り込むクリスチャン(背番号8）は
破壊力抜群のドリブルを持つ。鹿島DF陣の対応が鍵になる。
Text＆Photo by Masashi Yamashita / Mega Expression
