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【Jウイイレ2008CC ドリームマッチ J1選抜 vs J2選抜】プレビュー:J1とJ2の夢の対決がウイイレで実現。江藤高志氏によるスペシャルプレビュー掲載!(08.09.10)

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9月10日(水)Jウイイレ2008CC ドリームマッチ J1選抜 vs J2選抜(20:00KICK OFF)
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そもそもプロスポーツにおける「オールスターゲーム」の起源は、アメリカのメジャーリーグに遡る。当時のスーパースターである強打者のベーブ・ルースと、名投手カール・ハッベルは、それぞれ別のリーグに所属。つまりワールドシリーズに出場する以外に対戦の機会はなかったのである。そうした状況に対し、野球ファンの一少年が「両者の対戦を見たいです」という主旨の手紙を新聞に投書。それが球界を動かし1933年に夢の球宴が実現したのである。

それ以来世界各国で形を変えて続けられてきた夢の対戦が遂にウイイレの舞台で実現することとなった。それがこのJウイイレ2008CC ドリームマッチ第四弾となる「J1選抜 vs J2選抜」である。J1とJ2という、入れ替え戦か天皇杯でしか実現しない夢の対戦にぜひ注目してほしい。

ところで選手選考だが、J1に関しては各クラブ1名ずつ。J2のクラブは、各クラブ1名ずつと、さらに特別選出の3名を合わせた両チーム18選手を独自に選出した。まずは活躍の度合いを示すJリーグ公認データ「Stats Stadium ポイント」の数値の上位選手をピックアップ。その中からポジションごとのバランスを考慮し、最終的に選抜選手を決定した。

注目の選抜選手は以下の通りである。

■J1選抜
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GK:
江角浩司(大宮)

DF:
阿部勇樹(浦和)
ボスナー(千葉)
中澤佑二(横浜FM)
内田潤(新潟)
高木和道(清水)
石櫃洋祐(神戸)
森重真人(大分)

MF:
ディエゴ(東京V)
中村憲剛(川崎F)
上田康太(磐田)
小川佳純(名古屋)
渡邉大剛(京都)
遠藤保仁(G大阪)

FW:
ダヴィ(札幌)
マルキーニョス(鹿島)
フランサ(柏)
カボレ(F東京)
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■J2選抜
-----------------
GK:
本田征治(草津)=◎特別選出

DF:
石川竜也(山形)
レオナルド(山形)=◎特別選出
山本英臣(甲府)
ストヤノフ(広島)=◎特別選出
金守智哉(愛媛)

MF:
梁勇基(仙台)
島田裕介(草津)
香川真司(C大阪)
麦田和志(徳島)
久藤清一(福岡)

FW:
荒田智之(水戸)
三浦知良(横浜FC)
石原直樹(湘南)
片桐淳至(岐阜)
佐藤寿人(広島)
藤田祥史(鳥栖)
高橋泰(熊本)
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両選抜チームの選手リストを見ていると、真っ先に気が付くのが外国人選手の違いである。J1選抜はFWの全員が外国人選手で占められており、その数も18人中6人に上っている。その一方で、J2選抜は最終ラインの2選手に限定されていることがわかる。サッカーは点を取らなければ勝てないスポーツであることを考えれば、J1はまさに勝負に徹するチーム編成を行っている事がわかる。その一方で、J2が結果的に日本人選手を育てるリーグとして機能している事が伺える。

それぞれの特徴が出た選手選考の中で、J1選抜の特徴としては、攻撃性というものが上げられるだろう。前線の選手の得点力はもちろんだが、中盤にもシュート力のある選手が並び、最終ラインにはセットプレーからの得点力を持つ選手が控えている。これらのことから、高い攻撃力を持つチームである事が伝わるだろう。

対するJ2選抜だが、ベテランと若手がバランスよく選出されていることがわかるはず。この傾向について考察すると、J2というリーグがベテランの経験を生かせるリーグであることを示していると考えられる。過去の昇格クラブを振り返っても、必ずチームの柱として陰に日向にピッチ上で試合をコントロールできるベテラン選手の存在があった。ストヤノフ、久藤、三浦カズという選手のタテのラインを見ればその傾向は明らかだろう。

という事で気になる予想スタメンだが、主導権を握るのがJ1選抜であることに異論はないだろう。彼らはJ2選抜の出方を気にすることなく、選手選考に取りかかる事ができるだけの力を備えている。J1、そして各クラブを代表してピッチに立っている事を考えれば、前半の立ち上がりからJ2選抜を圧倒する試合運びを見せたいはず。

このチームがコンビネーションの完成度を高められない選抜チームであることを考えると、より責任の所在が明確化されやすい3バックシステムを敷くのが妥当だろう。また、豊富な前線のタレントを駆使できるという観点から、アルゼンチン代表を率いていた現チリ代表のビエルサ監督お得意の3−4−3のシステムを採用するのではないかと予想。そこから想定されるスタメンを以下のように予想してみた。

          フランサ

    マルキーニョス     ダヴィ

          ディエゴ
  中村               遠藤
           阿部
     高木         中澤
          ボスナー

           江角

対するJ2選抜は、強力なJ1選抜の攻撃陣を抑えるべく守備重視の布陣をひくものと考えられる。前半を0−0で折り返せたら上々。後半に勝負をかけるのがセオリーだろう。そう考えると、前半は試合の流れを読めるベテランを主軸にし、若手は後半に投入してくるのがベストではないだろうか。そうした考えを踏まえた先発予想は以下の通りである。

           三浦
     高橋           荒田

      島田        梁勇基
           久藤
 石川  レオナルド  ストヤノフ  山本
           本田

 J1、J2それぞれのリーグを代表して相まみえる両選抜チームだが、果たしてどのような先発メンバーが組まれるのか。そして試合の行方はどのようなものになるのだろうか。

以上

2008.09.09 Reported by 江藤高志
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