9月7日（日）2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選 バーレーン vs 日本（03:30KICK OFF/バーレーン）
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　ワールドカップ最終予選バーレーン戦に向け、31日に千葉県内で代表合宿2日目の練習が行われた。前日に比べるとよりチーム戦術の理解を深める内容となっている。

　まず目を引いたのが、ビブスの色によってパスを出す相手を判断するという3＋3対2のボール回し。同じ色のビブスの選手にはパスができないというルールを適用することで、常に周りの状況を判断する必要が出てくる。これは狭い局面での状況判断を養うのにうってつけのメニューと言える。
　またこの日は、同じ6対2でもビブスによって2人1組を4組作り、2＋2＋2対2というボール回しも行われた。これも同色の選手にはパスが出せないというルールが適用されており、狭い局面での判断力を身につけるのに効果的だと考えられる。これらのメニューをこなしたことから、相手陣内に攻め込み、ゴール前で選手たちが接近した状況ができるという事を想定しているのだろうと推測できる。

　続いて目を引いたのが、負荷の高いハーフコートでの4対4である。これは攻守の切り替えについての意識付けを高める効果が期待されている。攻守の切り替えの早さは、岡田監督が提唱するいわゆる「コンセプト」の根幹を成す考え方であり、新たにチームに加わった選手たちへの意識の浸透を図ったものと思われる。
　岡田監督が指揮した全体練習の最後は、ほぼハーフコートのサイズで行われた9対9＋GK。この練習では、特にサイドを変えられたときの守り方の約束事について入念な確認が行われていた。

　全体練習後に岡田監督に直接指示を受けていた中村憲剛（川崎F）は「みんなJリーグでやってきた中で、このチームにもこのチームのやり方がある。それをすりあわせました」と話していた。日本代表は9月6日の決戦に向け、まずは守備の約束事の確認から入っており、チーム作りが順調に進んでいる事をうかがわせている。

以上

2008.08.31 Reported by 江藤高志
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●2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選
バーレーン代表　対　日本代表
2008年9月6日（土）21：30キックオフ予定／バーレーン・ナショナル・スタジアム
※日本時間：9月7日(日) 3：30

●キリンチャレンジカップ2008
日本代表 vs UAE代表
2008年10月9日（木）19：20キックオフ（予定）／東北電ス
※チケットの発売は9月2日（火）10：00〜ファミリーマート先行発売開始