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【J2:第33節 水戸 vs 広島】木山隆之監督(水戸)記者会見コメント(08.08.30)

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8月30日(土) 2008 J2リーグ戦 第33節
水戸 1 - 4 広島 (18:04/笠松/3,259人)
得点者:3' 荒田智之(水戸)、28' 森崎浩司(広島)、34' 佐藤寿人(広島)、59' 柏木陽介(広島)、82' 佐藤寿人(広島)
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●木山隆之監督(水戸):

「ホームのゲームで大敗してしまって応援してくれた人に申し訳ないなという気持ちです。選手たちは勝つために今の力のなかでできるだけの努力をしてくれたと思うし、すべての面に対して力不足だなと感じた試合でした」

Q:最初から前からプレスに行って、点を取られてからはプレスにいけなくなってしまいましたが、今日はどのようなプランだったのでしょうか?
「(前からプレスに行くというのは)狙い通りというか、それしか自分たちで勝つ手段はないというのがここ2試合してはっきりしていたので、どれだけ相手にいいビルドアップさせないか、ルーズのボールを拾っていい形で攻撃につなげるかというのが、今日の生命線だったと思います。
逆に2失点はプレスに行けなくて、ゆるくなっているときにしてしまった。プレスを続けられなければ、広島相手には難しいなというのは2失点したときに思いました。
後半は行けるところまでプレッシャーに行けと選手たちには言ったのですが、体力的な問題もあったし、サッカーは攻守なので、守備に力を割けば、その分攻撃に行けなくなってしまうし、攻撃をやろうとして守備をおろそかにするとやられる。それは力としか言いようがないと思います」

Q:DFラインをかなり変えましたが、その意図は?
「まず大和田のところをどう埋めるかというところからスタートして、星野だったり、いろんな選択肢があったのですが、相手の1トップ2シャドーで出し入れを頻繁にしてくるということを考えると、コーチングをしながら防げる選手じゃないとラインをコントロールできないと思って(鈴木)和を選びました。それで右サイドを誰にするかとなったときに、ある程度プレスをかけに行くと逆サイドが空く状態になるときがあるので、飛ばされたボールに対して1対1で守れるタイプの選手のビジュと中村を選びました。小澤に関しては復帰させたけど、けがもあり、彼本来のアグレッシブなプレーが見れないし、まだゲームできるコンディションからは遠いのかなということで中村を選択しました」

Q:かなりDFラインが乱れるシーンが多かったですが、評価は?
「結局、失点しなかったけど、オフサイド取りそこなったところなど、僕はオフサイド取ってほしいとは言ってないので、ボールにプレッシャーかかっているときにラインの駆け引きしたり、次の瞬間に下がったり、マークのカバーをはっきりしようということだったのですが、その辺はルーズでしたね。もちろんコンビのところもあるのかもしれなけど、コンビよりも判断だと思うんですよね。ラインを上げて、その後修正する。失点の場面も数的不利ではなかった。そういうところの質を変えない限りは難しいのかなと思います」
Q:広島と3回目の対戦で、今まで以上の差を見せられたと思いますが、今日の試合で得たものはありますか? 差を詰めたところはどこかありましたか?
「こんな短い間でそんなに差はつまらないと思います。ただ、正直、力の差は相当あると思うんですよ。そういう相手にどう戦うかとなったときに、運動量やプレスに行く出足の速さや予測など技術以外のところで詰めるところを詰めないといけない。連動することなど。それを90分やり通すのは難しい。完璧にゲームを支配できても、もう少し奪ったボールを確実に味方につけれる技術などがちょっとでも上がれば、もう少し時間ができたりすると思いますけど。
広島も苦しい時間があったと思うんですよ。ウチはビルドアップを捨てて長いボールで勝負したんだけど、その跳ね返りの処理など苦しい時間があったと思うけど、でも、彼らはそれでも確実につなげる。球際も厳しくできる。そのなかでそれだけの技術が発揮できる。ということは、ゲームに余裕ができる。そこは変えないというか、ちょっとでも(技術を)上げるしか方法がない。詰まったかどうかを言われたら、この差は大きいなとしか言いようがないけど、でも、自分たちが勝つためには絶対に埋まらない差じゃないところ、走るところ、切り替えるところ、戦うところを埋めれればもうちょっとやれるのかな」

Q.広島で印象に残った選手は?
「全体的にですね。みんな寿人君と言うけど、全員が彼の動き出しを見て、そこに入れれる技術がある。その動き出しで変化したDFラインのところに入ってくる動きの質もあるし、そこにパスコースを変えられる技術もある。となると、出所をつぶすしかない。もしくは、極端な言い方すると引いて、入ってくるボールを跳ね返すしかない。でも、今のウチはそれもできない。まあ、勝つために一番いいトライをしたと思いますが、全員の質が高いと思いましたね」

以上
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