8月30日(土)J2 第33節 福岡 vs 鳥栖(19:00KICK OFF/レベスタ)
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2位山形とは勝点差5。首位広島には、残り試合(12試合)を考えると追いつくには試合数があまりにも少な過ぎます。自動昇格を狙うならば、これ以上山形に離されてはいけません。4位湘南とは勝点差1。引き分けでは、順位が入れ替わってしまう可能性があります。同様に、7位草津までに抜かれてしまう可能性があります。(対戦組み合わせにより、敗戦でも5位以下になることはありません)
この混戦の中で、岸野監督は「内容も問いたいが、一番大事なのは勝点3」と目の前の一戦に集中することを熱く語ってくれました。その目の前の一戦が、今節の福岡対鳥栖(レベルファイブスタジアム)になります。そして、今季最後の『九州ダービー』となります。上位争いを行ううえで、最も勢いが付く対戦カードとなりました。
今季の対戦戦績は2戦2敗。対福岡戦に限って言えば、鳥栖らしさを出しているとはいえません。第一戦は4月20日の第8節。アウェイ戦となるレベルファイブスタジアムで、2つのミスを犯して2失点と自滅してしまいました。第二戦目は、5月31日の第17節。ホーム戦にもかかわらず、福岡のマンマークに手こずり、一時は同点に追いつくも1-3と完敗でした。3度目の対戦となる今節は、どのような戦い方になるのでしょうか。
福岡のFWは、大久保哲哉とハーフナー・マイクは、高さのある強力なコンビです。鳥栖は、スピードのあるCB内間安路が出場停止となっていますので、高さ対策として6試合ぶりに柴小屋雄一が先発出場しそうです。飯尾和也と組むCBは安定感を生むだけではなく、DFラインを高めに押し上げることができます。福岡の攻撃ラインを下げるだけでなく、鳥栖が攻撃に移ったときには、多くの選手をかけることができます。反面、DFラインの裏を福岡が狙って、ロングボールを多用する可能性があります。そうなると、GK室拓哉が積極的な飛び出しで防いでくれることでしょう。
しかし、鳥栖には『積極的な守備』と言う得意技があります。この鳥栖らしさを出すことができれば、福岡のロングボールは単なるクリアボールにしかなりません。苦し紛れのクリアが続けば、試合は鳥栖の支配下にあることになります。前節から新加入したMF船谷圭祐の左足からのパスが冴え渡ることでしょう。同級生ボランチとなる高橋義希も、2列目からの攻撃参加を幾度と無く見せてくれるに違いありません。フィニッシュは、総得点13得点を挙げているFW藤田祥史に任せて安心です。今季の福岡戦では無得点ですが、最後となる九州ダービーできっと決めてくれるはずです。ゴール裏に陣取るサポーターたちに、あの両手を横にグッと突き出したガッツポーズを見せてくれるに違いありません。全員攻撃、全員守備と言う鳥栖らしさは、今節も健在です。前節、湘南に破れた鬱憤も一緒にレベルファイブスタジアムで晴らしてくれるはずです。
福岡も昇格の可能性を残しています。Jリーグの先輩としての意地もあるでしょう。鳥栖同様、前節の広島戦での敗戦を一気に払いたいものです。いずれにせよ、ダービー特有の盛り上がりに加え、昇格争いと言うエッセンスは、スタンドで応援するサポーター達の声援をさらに大きくすることでしょう。30日夏休み最後の土曜日は、話題と熱気に溢れています。
イングランドのダービーシャー州を二分した争いから名づけられたダービーマッチ。他説には、ダービーカウンターとダービーシティと同一地域にあったチーム同士の対戦で名づけられたとも言われています。鳥栖と福岡という同一経済圏内で、Jリーグのチーム同士の対戦を観戦できる幸せは、サポーター冥利に尽きます。ぜひ、スタジアムに駆けつけて、贔屓チームに声援を送りましょう。サポーターとファンに与えられた特権なのですから・・・。
選手にとっては、対戦相手がどこであろうが、負けて良い試合はありません。
それは、サポーターやファンにとっても同じことです。
どこか相手でも、勝利して得られる勝点は同じですが、その重みは少々違います。
ダービーマッチだからこそ感じることができる面白さも、サッカーの楽しみ方の一つです。
だから、サッカー観戦はやめられません。
以上
2008.08.29 Reported by サカクラゲン
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