7月31日(木) 2008プレシーズンマッチ
F東京 1 - 0 クラブ オリンピア (19:29/味スタ/6,122人)
得点者:11' オウンゴール(F東京)
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●城福 浩監督(F東京):
「まず大変遠くからきて、非常に紳士的でベストなゲームをしてくれた相手チームに敬意を表したいと思います。我々のいいトライをするゲームを用意してくださったスポンサーの方々、関係者の方々に感謝の意を表したいと思います。最後に、平日でスタジアムに足を運びにくい状況の中、ここ数試合成績が振るわない中でも応援してくださった6000人以上のファンの皆さんに感謝したいと思います。
ここ1ヶ月勝てていない状況の中で自分たちがグアムキャンプからやり続けてきたことを見直そうと、自分たちの軸足を固めるというゲームの位置づけをしていました。選手はそれを意識してくれたと思うし、攻守において自分たちがやろうとすることを貫いてくれたと思います。ゲームは勝てるにこしたことはないけど、いろんな選手に経験もさせたいし、各自のコンディションや、個にはオールスターを控えた選手もいた。交代に関してはパフォーマンスに関係なく、選手にチャンスを与えたいという意味でも後から入った選手も含めて自分の役割と、チームの狙いをよく理解して取り組んでくれたと思います。失点0で抑えてくれた茂庭を中心としたディフェンスラインは、このゲームをきっかけにして強固な守備を作って欲しい。それを来週のJリーグ、ナビスコカップに繋げていきたいと思います」
Q:このゲームの狙いと収穫は
「詳しいことはいえないが、このチームをスタートさせたとき、いつも立ち返るところということでやってきた守備の部分と、攻撃のサポートの部分を見直して今日に臨みました。選手は個々の課題を意識しつつも、チームのトライを意識してプレーしてくれました」
Q:オウンゴールの1点に終わりましたが
P「Kが入っていれば、2点と言えたかもしれません。あのオウンゴールは、ゴールの迫力があったからこそ、生まれたオウンゴールだと思います。ゴールに向かうスピードあふれるプレーができたという点では、いい攻撃だったと思います。前半もいくつかありましたし、後半もカウンターとしては最後のコントロールだとか、もう一度持ち直せばというシーンまではいけたと思います。そういう意味では2点目を生み出す可能性はありましたし、そこまでのボールの動かし方、テンポは今までにないスピーディな攻撃がいくつかあった。ただ、精度には課題が残る。ゴールに向かう意識は多少感じられたゲームだったと思います」
Q:PKをはずすシーンが多いが
「少なくとも今日はナーバスにならずに蹴りたい選手が蹴りました。カボレが取ったPKでしたし、以前外していたのでリベンジしたいというのもあったと思います。公式戦だと、僕らは勝点が欲しいし、ナビスコカップは準決勝に進みたいのでそこは蹴りたい人間が蹴るというところから修正したい。ただ、PKを取る攻撃をすることが大事。PKを止めたキーパーを褒めるべきだし、PKはプラティニでもジーコでも外すわけですから。あのPKを責めるよりも、後はチームとして誰が蹴るのかしっかりと決めていきたい」
Q:藤山選手のサイドバックの起用は
「久しぶりのサイドバックで多少慣れるまで時間がかかったし、相手の攻めにてこずっていたのかもしれません。サイドバックはアップダウンが必要なポジションで体が慣れるまで時間がかかってしまった。フィットしていたかというと、彼の経験でカバーしていた部分はあるけど、僕らが要求するサイドバックとしては物足りない部分もあった。ただ、慣れてきてからはしっかりやってくれたと思います」
Q:対戦してみてパラグアイのサッカーの印象は
「攻撃のスイッチが入ったときの迫力は、やはりパラグアイの、南米のチームだなと思いました。特に前線にボールが入ったときは、3人4人がスピードアップしてくるところに迫力がありましたし危ないシーンもいくつか作られました。また、体の入れ方という点では、不利な状態でもファールを誘うことを何人かの選手が覚えられる楽になるのかなと思いました」
以上
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