3月20日（木） 2008 ヤマザキナビスコカップ
東京Ｖ 0 - 2 磐田　（15:00／味スタ／5,660人）
得点者：54' 西紀寛（磐田）、76' 萬代宏樹（磐田）

----------

●福西崇史選手（東京V）
「（メンバーがだいぶ代わっていたけれど）チームとしての意識は変わらないので大きな戸惑いなどはなかったです。１０人になるまでは非常に楽しかったんだけど…。
名波さんには、１１人でやっているうちに出てきてほしかったです（笑）。やっぱり良いところにいるなと思いました。数的不利がなければもっと攻めることができて、直接絡める場面もあったと思うのですごく残念です。
その辺りは、次のリーグ戦での対戦での楽しみにとっておきます」

●富澤清太郎選手（東京V）
「しょうがないですね…。このチームが強くなっていくための試練が与えられているのだと思いました。このタイミングで出た課題はこの先いくらでも修正できる。この悔しさを次につなげていきたいと思います。
この試練を乗り越えればチームとして団結力が出ると思うし、必ず次につながると思う。
個人的には開幕戦よりも徐々に落ち着いて余裕を持ってプレーできるようになっているし、これを生かして次は絶対に勝ちたいと思います」

●高木義成選手（東京V）
「負けてしまってはしょうがない。チャンスはあったので、それを生かせなかったのが残念です。
やっぱりJ１のチームとやるのは面白いですね。ただ、現状はリーグ戦と合わせて１分２敗。負け癖は怖いです。一度降格という地獄を味わっているだけに、絶対に勝利にこだわっていかなければいけない。J２の時のように、内容よりも結果を意識してやらなければいけない部分もあると思います。せっかく苦労してJ１に上げたのだから、危機感を持って戦わなければいけない」

●井上平選手（東京V）
「点が欲しかったです。チャンスもあったので、入れたかったです。がむしゃらに行き過ぎたのかもしれません。まだまだですね。自分が入った時には常に裏を狙うことを考えながら動いています。今日は今季初出場ということでやっぱり緊張してしまいました。もう少し落ち着いてできれば…反省です。
やっぱりJ１のチームとの対戦は楽しかったです。またチャンスをもらえるように頑張ります」

●飯田真輝選手（東京V）
「宮崎キャンプ以来の実戦だったので、宮崎でやれたことをやれればと思っていました。対峙する相手（萬代選手）がポストプレーヤーだったので、そこを叩いてやろうと思っていました。個人的には今日はあまり良くなかったです。
１０人になってしまいましたが、あまり違和感はなかった。でも結局失点してしまったので残念です。
先発は昨日練習前に言われました。『やっと来た！』という感じでした。あまり考えすぎるとダメなので考えすぎないようにしようと思ったのですが、実は眠れませんでした（笑）。
チームとしてやっている方向は間違っていないと思います。次またチャンスがあれば、自分の長所を生かせるように頑張りたいと思います」

●名波浩選手（磐田）
「会話があったりして、個人的には紅白戦をやっているようで楽しくできた。サポーターにはピッチの上で結果を出すこと、１つの方向性に持っていくことを期待されていると思っている。代わる直前はゲームがバタバタしていたので、落ち着かせるという意味でも良い仕事はできたと思う。
（つながらなかったけれど、上田康太選手への決定的なスルーパスについて）あのパスを通すか通さないかが今後の肝になってもくる。個人的な部分になってくるので、これからの課題だと思っている。
今日は数的優位の中で試合を落ち着かせることができたし、２度の決定的シーンも作ることができた。程よい緊張感の中プレーできて良かったと思う。
J２はハイプレスだから体力勝負的なものがあったが、J１は時間を作ってやることが大事。そういう意味では、ディエゴも福西（崇史選手）もボールを持てるので、ヴェルディの戦い方はJ１に向いていると思う」

●萬代宏樹選手（磐田）
「（シュートシーンは）ワンタッチで逆サイドを狙いました。あそこしかなかった。トラップしているヒマもなかったです。こういう感じで１つ１つ結果を出して勝っていきたいと思います。
相手が１０人だと、たいがい引かれてカウンターという形が多いイメージがあったのですが、今日は全員が動いて１人少ないところを上手く生かせたので良かったと思います。
例え相手がリーグ戦とは違うメンバーできたとしても、結果を出していかなければいけない。前田（遼一）さんやカレン（ロバート）戻ってくるまで僕には時間がない。内容が悪かったとしても結果を出していくことが今の僕には大切です」

●田中誠選手（磐田）
「早い時間に相手が１０人になったので、展開としては余裕をもって試合を進めることができたと思う。立ち上がりはセーフティーに進めながら、その中でチャンスには点を取りにいくという感じだった。後半は優位に立つことができて、２点取れて良い形で最後まで戦い抜くことができた。
名波さんが入るとやっぱり試合が落ち着くし、ボールを上手く配給ながらゲームをコントロールしてくれる。本当に素晴らしいと思う。
今日の勝利でチームはまた自信をつけることができた。FWが点を取ったことも大きい。取るべき人が点をとり、中盤がボールを配給し、DFがしっかりと守る。これは理想ですね」

●鈴木秀人選手（磐田）
「入りは良かったと思います。G大阪に３−０で勝った次の試合だったから、気持ち的に緩んでしまう部分があるんじゃないかと思っていたけれど、そうじゃなくて良かった。
フク（福西／東京V）は、あっちが１０人になってしまって前に出られなくなってしまったので絡むことがほとんどなくて残念です。
名波さんが入ったことでタメを作ってくれて、いいところにボールをさばいてくれた。縦に急がなくなったし、やっぱり違いますね」

以上