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ガンバ大阪にとって、今年2つ目の『タイトル』獲りを目指すヤマザキナビスコカップ。その目標の実現には是が非でも勝ち抜かなければいけない、準決勝・鹿島戦が近づいている。思えば、昨年も同じように『タイトル』を目指して戦ったG大阪だったが、ベスト8でまさかの敗退。その相手が鹿島だったことも、選手たちには苦い記憶として刻まれている。つまり、『昨年のリベンジを』という思いは選手たちの胸に宿る思い。今季のリーグ戦では2戦2勝と相性の良さを見せてはいるものの、選手たちがわずかたりとも油断や隙を感じさせないのはそのせいだろう。
ゲームキャプテン、DF山口は言う。「カップ戦にはリーグ戦とは違う難しさがある。ただ、このナビスコカップは代表選手が欠けたり、ケガによる離脱者が多数出る中で総力をあげて勝ち上がって来た大会。ここまでの戦いを無駄にしないためにも、またリーグ戦の残り試合に弾みをつけるためにも、絶対に勝って、次の舞台へ駒を進めたい。優勝まであと3試合、その1戦目をホームで戦えることを強みに、全員で戦いたい」。
リーグ戦と大きく違うのは、1、2戦を合わせた180分で結果が出ること。そして『アウェイゴール』が適用されること。特に後者については、初戦をホームで戦うG大阪にとって否が応でも意識せざるを得ないルールだ。もしも、第1戦で『アウェイゴール』を鹿島に与えることになれば、必然的に、鹿島のホームでの第2戦はビハインドを負って戦わなければいけないことになる。それを踏まえ「ホームでは失点しないこと。その上で先に点を獲って相手にプレッシャーをかけたい」とMF橋本は言う。
また、他の選手も同様に「まずは守備からの意識を徹底することから入り、攻撃に繋げたい。同じ勝つのでも、失点して勝つのと、無失点で勝つのとでは大きな違いが出てくる。そのことに対して全員が共通理解を持った中で、集中して試合に入らなければいけない(DF山口)」「ホームで失点すると厳しくなる…といっても、も守っているだけでは勝てませんからね。全員が守備意識を持って戦っている試合は、これまでも攻守に連動していい戦いが出来ているということをふまえても、まずは失点0を徹底する中でゴールを奪いたい(DF加地)」と声を揃えるのは、やはり『アウェイゴール』を意識してのことだろう。
ただ、前述の言葉にもあるように、守っているだけでは勝てないことを思えば、安定した守備を敷く中で、いかに鹿島の砦を打ち破れるか、だろう。残念ながら好調だったFWバレーは柏戦での負傷により離脱となるが、G大阪には彼以外にも点取屋がいる。前節途中出場ながらゴールを挙げ、チームを勢いづけたFW播戸はもちろん、2列目から攻撃に絡んでくるであろうMF寺田、MF家長、MF二川を含めた全員がゴールへの意識が高いのもG大阪の強み。中でも前節でこそ先発出場を果たしたものの、ここまでのリーグ戦ではサブに甘んじることが多かった選手の奮起も期待できる。
「バレーがいなくて高さがないという不安はない。前線には個性豊かな選手が揃う。その一人として点に絡むだけじゃなく点を獲りたい(MF寺田)」「個人的にというよりチームとして戦う試合。それぞれが個性の中でガンバらしく戦えばいい(MF家長)」という言葉通りのプレーをピッチで示してくれるだろう。
この一戦を前に、西野監督は「我々は2年前、決勝の舞台に置いて来たものがある。それを奪い取るためにはあと3試合。全員が共通理解を持って戦い抜きたい」と語った。その最初の試合となるホームでの準決勝第1戦。G大阪の『タイトル』への執念が、万博のピッチに強く、舞う。
以上
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2007.10.09 Reported by 高村美砂