10月7日（日） 第87回天皇杯3回戦
沖縄かりゆしFC 0 - 1 愛媛　（13:00／愛媛陸／1,161人）
得点者：113' 三木　良太（愛媛）

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●江後賢一選手　(愛媛FC) :
「ボールはまわせていたが、2列目や3列目からの飛び出しがなかった。まわせるだけに、足元に繋いでしまった部分もあったと思う。中を固められていたが、外、外ではなくてもっと中を使ってから外を使えれば、もう少し崩せたのではないかと思う」

●青野大介選手（愛媛FC）:
「最初は左サイドハーフだといわれたが、入る直前にボランチで入ることになった。トーナメントということでリスクを冒さず、バランスをみながらチャンスがあれば前に行こうと思った。外から見ていると、ダイナミックに追い越す動きや3人目の動きが今日はなかった。実際にピッチに入ってみると、相手は引いているがスペースはあった。回しながらシュートを打てるチャンスも狙っていたが、こういう試合はやっぱりセットプレーが重要になってくるので、CKでは集中して蹴った。PKになる前に勝ててよかった」

●金守智哉選手 (愛媛FC) :
「気を抜いたわけではなく、いつも通りだった。格下ということで攻撃では綺麗に崩したり、綺麗なゴールをしてやろうという気持ちのズレはあったのかもしれないが、なかなかいい形が作れなかった。最初からガンガン飛び出す単純なことをもっとやっていけばよかったが、あれだけ引かれたらスペースがないし、こういうゲームになってしまう」

Ｑ：次の試合に向けて収穫は？
「逆にリーグ戦で次の山形相手にボールを持たれたときに、ああいう守りができればカウンターのチャンスも作れるし、集中してしっかり次の試合に臨みたい。ただ、ウチはカウンターから危ない場面もあったがバタバタせずに冷静だった」

Ｑ：今日の攻撃を後ろで見ていて感じたことは？
「攻めのリズムは、止めてパス、止めてパスとリズムが上がらず、同じリズムでボールをまわしていたので相手は守りやすかったのではないかと思う。もっとダイレクトや裏に抜けるプレーがあればよかったと思う」

Ｑ：次はJ1のチームとの対戦になるが？
「トーナメントでは1対0で勝っても5対0で勝っても同じこと。とりあえず今日は勝てたことがよかったし、次は今日とは反対の展開になると思う。しっかりと自分達が守備のブロックを作って守って、カウンターを狙っていきたい。J1が相手でもしっかりやってひとつでも上を目指したい。」

●宮原裕司選手 (愛媛FC) :
「情けない試合だった。守備では攻められていないというか、カウンターに対しても崩れずにやれたが、攻撃ではFW2人と中盤の絡みがよくなかった。距離というか、FWの2人の関係をはっきりさせたい」

●三木良太選手 (愛媛FC) :
「相手が地域リーグのチームだったが苦戦してしまい、PKにならなかったのでよかった。今日は相手が守ってきたので中から崩すことは難しく、自分も含めてサイドからもっと崩すことが出来ればよかった。そうすればもう少し早く点が取れたと思う」

Ｑ：いつものリーグ戦と違う雰囲気はあったか？
「いつもウチはどちらかというと押し込まれるが、今日の支配して押し込むという部分はいつもにない展開で、崩しきれなかった。次はJ1とやることになるが、去年はいい試合をしたと聞いているので、今年もいい試合をして、残りのJ2でも頑張りたいと思う」

Ｑ：ジョジマールとのコンビネーションは？
「監督に言われたが、2人がバラバラに動いていたことが課題。もう少し意識していきたいし、互いのタイプが似ているが、今日はもっと声をかけながらやれればよかったと思う」

●堀内省吾選手（沖縄かりゆしFC） :
「厳しい試合になることは予想していたので、守って少ないチャンスで点を取りにいくプランだった。最後のなんでもないところで失点したのは力の差だったと思う。どの試合でもチャンスは何度かあるし、今日もそのチャンスで取れなかったこともやはり力の差だったのかなと思う」

Ｑ：流れの中では愛媛のツートップを完全に押さえ込んでいたが？
「試合をやっていくうちに愛媛の攻撃は早い時間で見極めもついたし、サイドで崩されても最後に中を崩されないようにしてカウンターを狙っていった。最後の最後で失点してしまったのは残念」

Ｑ：延長後半は完全に守りに入ったのか？
「気持ちはそれまでと同じように、チャンスがあればカウンターを狙っていた。疲れがあったのかもしれないが・・・最後まで勝ちにいったことに変わりはなかった」

以上