10月7日(日) 第87回天皇杯3回戦
鳥栖 1 - 0 筑波大学 (13:00/佐賀/1,606人)
得点者:73' 高地系治(鳥栖)
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●岸野 靖之監督(鳥栖):
「結果として勝てたことに関しては最低限の目的を達成しましたが、どうやって勝つのかということでは大いに首をかしげるではないですが、いろいろなところが出たのかなと思います。こういうトーナメントというのは、点が入るまでは非常に難しくリズムが出ない。これはサッカーの世界ではいつもの通りですから、点がなかなか入らなかったというところで多少イライラはしました。前半が非常にゲームの展開的にリズムがなかったので、前半に関しては大いにいろいろ考えなければいけないことがあると思います。結果がそのまま内容を物語っているのかなと思います」
Q:今日は全体的にボールを持ちすぎていたり、動き出しが悪かったと思うのですが、どのあたりに原因があると思われますか?
「筑波大学は守りもしっかりとしていまして、5バックや中盤を厚くしたりボールを取りに来なかったりと、要するにカウンター狙いのサッカーをしてきました。こちらがボールを入れてくるのを待っていて、入れるのが遅いとプレッシャーをかけてくるみたいな、ミス狙いの形だったと思います。そのところでどうやて打開するかというアイデアとテクニックの大胆さが(自分たちに)全くなかったですよね。そこは技術的なものとか、相手が来てもしっかり止められるというものがあれば、いなせるのかもわかりません。でも、まだまだそんなに力がないので結構苦労しました。大胆な動きもなくて、取りに来ないからボールが持てる、一方で取りに来たら次の選手に渡すみたいな、変化のないボールのつなぎが前半は多かったということではないでしょうか。
相手からすると0−0でいって、焦ってくるのを待ってカウンターを狙う。0−0でいったらPKで勝つという狙いでしょうから、そこをどうやって崩すかというところが前半は非常に少なかった。
後半もいくつかチャンスがありましたけど、早く決めるかどうか(がポイントだった)。決めれば相手も出てこないといけないわけですから。1点取った後もチャンスのところできちんと決められてないし、最後のところで少し受け身になって、行けるからといって中盤の選手も前に行き過ぎて失い方が悪くてミドルシュートを打たれるという場面も何回かありました。勝つ上の戦術というのがまだまだ甘いという部分が見えました。
点が入らなければ苦労するというのは予想通りでした。ただ、その中で勝たなければいけないので、しっかりと勝つ(ことが大切)。その上にいろんなものを考えなければいけない。内容も悪い、そして相手に守られる、点も取れませんでした、延長までいきました、PKで負けましたというのはよくあるパターンです。きちんと1点取って1−0で勝ち、上にいくというのは最低限の目標ですから(それができたことは評価できる)。けれど、その目標を達成だけすればいいというのではなくて、中身もないと、選手やわれわれも進歩がない。そういうところで特に前半のゲーム運び、戦い方、そういうもののクオリティーというのが今日は低かったと思います」
Q:4回戦へ向けての課題と目標を
「課題は今日のような試合をしないこと。目標は勝つことです」
以上
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