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【J2:第31節】水戸 vs 草津:前田秀樹監督(水戸)記者会見コメント(07.07.28)

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7月28日(土) 2007 J2リーグ戦 第31節
水戸 0 - 0 草津 (19:04/笠松/2,773人)

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●前田秀樹監督(水戸):

「前節と同じようなゲーム内容になると思いました。あまりシュートも打てないだろうし、向こうもそんなにシュートを打てないだろうと。だから、イージーミスが失点につながったり、集中が切れた方がやられるだろうと思っていました。案の定、ウチが最後の最後で集中が切れてしまった。やられても仕方がないシーンもありましたね。やはり、せっかくあれだけリスタートがありながらも生かせなかった。キックの種類ですよね。練習ではやれているんですけど、試合でプレッシャーがかかるといいボールが蹴れない。ああいうところで点を取れればリズムが違ってくるんだろうけど。

キッカーがもっといいボールを蹴らないと。こういう夏場になってくると、流れの中ではなくて、リスタートから点を取らないといけない。そういう数少ないチャンスをモノにしていくことをやっていかないといけない。守備に関しては愛媛戦同様、しっかりやれているんだけど、最後の最後の精度。シュートの技量。かわせる力がない。最後の小椋も相手のミスを奪っておきながら、アウトサイドで蹴ってGKに取られてしまった。あれだけいいところで取れているのに、『ここだ』というところのミスが多い。そこがウチの問題。強いチームというのはそういうところでモノにしてくる。そういう意味で決定力の差は大きい。

もう一つは疲れた時こそ、パスミスを少なくしないといけない。ミスをするときつくなってしまう。せっかく数的優位になりながら、そこを使わないで違う方向に持っていって、遅攻になってしまったり、相手の苦しいところが突けていない。攻撃で相手に楽に守られてしまっている。ワイドの選手が今はいないのもあるんでしょうけど、椎原などがもっと中に入ってシュートまで行かないといけない。2トップだけでは点は取れない。ボランチも含めてゴール前に入っていかないといけない。

一生懸命選手がやっているのは分かると思うのですが、周りが見えていない。その一つの例が塩沢ですね。バッティングしたというのは周りが見えてない証拠。見えてなくて、一生懸命なんですね。あれは危ないですよ。そういうところが見えていないとゴール前でのシュートはなかなか打てない。ゴール前は一番の大切なところですから。周りが見えていることが常にできないと判断ができてこない。頑張ってはいるんですけど、ちょっとの余裕を作るためにはもっと周りを見ないといけない。一番難しいところなんですけど、簡単に教えてできることではない。センスもあるんでしょうね。力を抜くところは抜いて、ここというところで力を入れる。そういう巧さも必要。

常にウチの選手は100%でやっているので、いつかは衰えてしまう。そこをFWには力を抜いて、ゴール前で力を発揮できるようにしてもらいたい。そうじゃないとなかなか点に結びつかないし、エキサイティングなゴール前のシーンができない。練習ではやっているんですけどね、練習と試合とは違うので、ゴール前の入り方などは自分で工夫してスペースを作るということをやっていくしかない。いい選手というのは自分でスペースを作ることができる。そこで勝負できる。そのスペースを作れないのは問題。ゴール前というのはただでさえ人が多い。絶対1人GKいるし、DF2人いる。その中でシュートを入れるというのは60%から65%はペナルティエリア内なんですよ。そうすると、人がいっぱいいる中で相手を外す動きができないとなかなか決めることはできない。中盤はスペースがあるから、なんとかできますけど、一瞬の隙を外すということが必要なんですね。そういうことをやっていくしかない。

ただ、本当に守備はある程度ベースにしてやってきてますから、今は攻撃のところでバイタルエリア、フィニッシュのところをどう攻略するかしかない。1対1で確実に抜けるのならば、オーバーラップする必要はないのですが、ウチはそうではないので、サイドバックも攻撃に関わらないといけない。金にはかなり要求して、2対1を作るようにさせています。決して守りに入るゲームをやっているわけではないけど、イージーミスがあるのできつい状況にしてしまっている。こういうサッカーをやりながら、最後を落ち着いて、ボールを失わないようにしていければ、もっと有利な試合に持ち込めると思います。

あとはけが人が早く戻ってきてほしい。ビジュもかなりきつかったけど、最後まで頑張ってくれた。鈴木良も最後5分で代えたけど、頑張ってくれた。選手がアップアップで、常に交代選手を用意しておかないといけない。FWが3枚、DFが3枚いない。そういう中でやっていかないといけないきつい台所事情ですけど、なんとかやるしかない。でも、選手も一生懸命やってくれている。我々がなんとかしてあげるしかない。まだ選手は若いので、自信をつけさせていけば伸びていくと思います。鈴木孝明もスタメンで久々でしたけど、よく頑張ってくれたと思います」

以上
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