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一覧へ【J2:第31節 福岡 vs 東京V プレビュー】サバイバルレースへの生き残りをかけてぶつかりあうライバル同士。生き残るのはどちらだ。(07.07.27)
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前々節に試合がなく仕切り直しの1戦となった草津戦で、今シーズン初めての変則3バックを採用した福岡は、自分たちの持ち味である攻撃的なサッカーを思う存分に発揮。アレックスのハットトリックを含めた5得点を挙げて草津を圧倒した。「初めてのシステムも選手同士で確認しあって上手くいった。攻撃的なサッカーを狙って出来たので次への自信になる」(布部陽功)。その自信を胸に、福岡は博多の森に東京Vを迎える大一番に臨む。
福岡にとっての好材料は、勝利という結果はもちろん、チーム内に約束事のようなものが見え始めたことではないか。後半にリズムを崩すことに代表される課題は草津戦でも見られたが、それでも、自分たちがやろうとすることに統一感のようなものが見え隠れしていた。まだそれは出来上がっているわけではない。しかし、方向性が定まりさえすれば、修正はそれほど難しくはないだろう。勝ち星を重ねることで安定感は高まっていくはずだ。
そして今節は布部陽功が出場停止。布部の代役を含めて、チームの総合力が試されることになる。「どうするか考えなければいけない。試合当日の土曜日の朝まで考えることになるだろう」(リトバルスキー監督)。変則3バックは布部がいてこそのシステムと言えるが、現状の戦力で守備の堅い東京Vからゴールを奪うためには、どこかでリスクを背負う必要がある。誰を代役に立て、どのタイミングで仕掛けるか。リトバルスキー監督の采配に注目が集まる。
一方の東京Vは、第2クール以降は10勝4分2敗、現在は7試合連続負けなしと好調を維持している。守備意識を高め、圧倒的な個の力を発揮するフッキ、ディエゴに攻撃を任せるサッカーに切り替えたことが大きな要因だ。「内容よりも、今は結果を求めている」(ラモス瑠偉監督)。シーズン途中で、しかも現実的なサッカーへの転換は決してラモス監督の本意ではないだろう。それでも、結果のために敢えて実行する姿勢がチームを生き返らせた。
その東京Vも、主力中の主力であるフッキが出場停止。21得点という結果はもとより、チャンスの多くがフッキの個の力から生まれているだけに、攻撃力への影響は否めない。チームの最大の武器であるフッキを欠いてどう戦うのか。東京Vもチームの総合力が問われる。恐らく、廣山望と船越優蔵の2トップで臨むことになるだろうが、選手の個の力に強く依存できない中、こちらもラモス監督の采配の重要度がより高まっている。
どちらかと言えば、福岡がボールを回す時間帯が多くなることが予想される中で、福岡に求められるのは攻め切ってしまう部分と、ボールをキープする部分を明確に区分することだ。中途半端で終わる攻撃は東京Vにとっては思う壺。確実にカウンターの餌食になる。そして東京Vは堅守をベースに粘り強く戦いたい。フッキ不在でも前節のC大阪戦のような勝負どころを抑えられる試合をできるかがカギを握る。
両チームにとって、これからのリーグ戦を戦う上で非常に重要な意味を持つ試合。激しくもあり、巧妙でもあり、そして、互いの気持ちが真正面からぶつかり合う試合は、目が離せない試合になることは間違いない。
以上
2007.07.27 Reported by 中倉一志
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