眩しいほどの太陽の光がJヴィレッジを包み、爽やかな新人研修二日目の朝を迎えた。講義がスタートする8時半が近づくにつれて、トレーニングウェア姿の選手たちが、少しずつコンベンションルームに集まり始める。ようやく緊張も解けてきたのか、それぞれの席に着く選手の表情は、昨日から比べるとだいぶ和らいでいるようだった。
研修の中日である今日は朝から17時まで、8本の講義がびっしりと詰まっている。その内容は、契約制度にまつわる話から税務、メディア対応からルールテストまで様々。
2日目のスタートは、スポーツメンタルトレーニング指導士を迎えての「メンタル・マネジメント」の講義から。プロとして、トップアスリートとして、どのような姿勢であるべきか…という点についてなど、分かりやすい説明で講義は進んだ。
フィジカルコンディショニングの講義においては、今までフィジカルコーチとして100名以上もの選手を見てきたという講師の具体的なデータを用いた解説や、実例を交えた話など、これから選手たちのプレーに直結してくる身近な内容とあって、耳を傾ける姿は真剣そのもの。そして、この日一番多くの時間が費やされたメディア対応の講義では、実際に放送されたインタビュー映像などを交え、様々な場面を想定したインタビュー対応法を学んだ。
この日の自主トレ前の講義終了後、インタビューに応じた柏木陽介選手(広島)や原一樹選手(清水)、金崎夢生選手(大分)らは、この日の講義で教わったことのひとつひとつを噛み締め、思い出しながら、ゆっくりと丁寧に、そして真剣に対応していたのがとても印象的だった。また、すでにプロとして活躍している選手でも、この新人研修を通して、改めて学ぶことというのは多かったという。
自主トレ、夕飯を済ませた後は、ルールテストが行われ、二日目の全てのスケジュールが終了した。
Jリーガーとして新たな一歩を踏み出す新人選手たちが一堂に会する新人研修会。 最終日は午前中で全ての講義を終え、選手たちはそのまま所属チームのキャンプ地に移動し、チームに合流することとなる。この研修で得たものを、これからはじまるプロ選手としての生活で大いに生かし、充実したサッカー人生を送ってほしい。
以上
2007.02.02 Reported by 浅野有香
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