J1復帰を遂げた神戸が今季掲げた目標は、「一桁順位、欲を言えば5位以上」というもの。14選手におよぶ新戦力を補強し、再び戻ってきたJ1の舞台で「台風の目(松田浩監督)」になる意気込みを見せている。そんな神戸が、キャンプ地、グアムでの4日目を迎えた。
今年もグアムでのキャンプを選択した神戸。照りつける陽射しの中、朝9時30分からこの日の練習はスタートした。
キャンプ中は基本的に2部練習。午前を主にフィジカル強化に充て、午後は戦術練習を行う。これは1月16日に始動した国内でも組まれていたスケジュール。キャンプインまで、入念な準備があったこともあり、キャンプ4日目ではあるものの今日は選手達に午後練習のオフが与えられている。そこで今日の練習メニューは、午前中にフィジカルと戦術練習が共に行われた。
ランニング、アジリティ、ダッシュといったメニューを約40分。その後はボールを使い、二人一組となって、ライナー、浮き球、グラウンダーなど様々な種類のパス交換を一通り行う。
そして、攻撃陣と守備陣に分かれ、攻撃陣はあらゆるシチュエーションを想定しつつコンビネーションからシュートまでの練習、同じく守備陣も連携パターンの確認。イメージの共有が図られた。その上で、10時40分からは20分、15分の紅白戦を実施。選手達は直前の練習をイメージしながら、実戦形式に臨む。ゲーム中は監督、コーチ陣の声や選手達の声が飛び交っていた。最後に4分の1コートを使ったミニゲームが行われ、全体練習は終了。選手達は昼食後、夕飯の時間となる午後7時までの自由時間に入った。
「体力の部分は出来てきた。今はゲーム力を付けている段階」と松田監督。
国内で既に愛媛との練習試合も行われ、練習内容も早い仕上がりを感じさせるが、松田監督はその意図として「このグアムキャンプでは実戦の中で、新加入の選手をどう配置していくべきかを探っていく。その為には、なるべく早くゲームが出来る状態にしたい」としている。
現在の別メニュー組は足の痛みを抱える栗原、故障中のキムテヨン、エメルソントーメの3選手。田中英雄、近藤岳登の2人が体調不良で練習自体に参加しておらず、遠藤彰弘は腰痛の為キャンプ不参加。メンバーが揃わず、この日の紅白戦は10対10で行われた。
とはいえ、大久保嘉人選手や榎本達也選手など新加入選手達もすっかりチームに溶け込んだ様子でチームには一体感が生まれており、雰囲気はすこぶる明るい。「疲労が溜まってくる頃ではあるけど、現段階では順調にきていますよ」と、松田監督も笑顔を見せた。
2月11日までのキャンプ期間中、神戸は5つの練習試合を予定。
今季、J1の舞台で自分達の力を見せ付けるべく、急ピッチでチームを仕上げにかかっている。
以上
2007.01.31 Reported by 高木聖佳
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