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【2007大分 グアムキャンプ:レポート】『いいシーズンの為にここでどれだけ苦労できるかが大事』とシャムスカ監督。大分がグアムで本格始動!(07.01.30)

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昨季、目標としていたリーグ8位をクリアし、今季はまず一歩前進の「6位」を目標順位に掲げる大分トリニータ。シャムスカ監督との3年契約も締結し、今シーズンは3年後のタイトル獲得へ向けた新スタートの年でもある。その大分が、いよいよグアムで本格始動した。

国内での全体練習初日は1月28日、翌29日にはグアムへの移動で、軽いトレーニングのみ。大分にとっては今日1月30日が、実質的な幕開けだ。

FW・プラチニもこのグアムキャンプには無事間に合い、キャンプ未合流はJリーグ新人研修に参加する高卒ルーキー4人(金崎夢生、松橋優、池田達哉、清水圭介)と、去年の新人研修に参加できず今年参加となった福元、森重、高橋の7選手。
怪我が癒えつつあるGK西川も全体練習に合流し、別メニュー組はおらず「最高の雰囲気となった」とシャムスカ監督も満足気な表情で語った。また、このグアムキャンプでのテーマを「二次キャンプへ向け、まずは基礎的なフィジカル面の強化を図っていきたい(シャムスカ監督)」としている。

その通り、9時から始まった午前練習では早速フィジカル強化メニューが敢行された。
20分程度のランニングを行った後、サッカーグランド一周の4ラインを使い、アジリティ、ジョギング、ジグザグに走るダッシュ、ジョギングを消化していく。これを2周1セットで計4セット。
その厳しさは2セットを終えた辺りで既に選手達からは「もうムリ・・」、「吐きそう」という声が出るほど。しかし、バウミールフィジカルコーチの「みんなの頑張る姿が大好き!」「君たちはサムライだ!」といった明るい励ましに後押しされ、声を掛け合いながら全員で乗り切った。

練習後、「苦しいとは思うが、人生に苦労が必要なように、シーズンをいい形で過ごすためには今どれだけ苦労できるかが大事。このキャンプが終わった後は、君たちのコンディションが格段に上がっていることは間違いないから」と選手達に話したシャムスカ監督。「でも、個々の体調も素直に伝えてほしい」と優しい言葉を付け加えていたのが印象的だった。

午後はジムで筋力アップのトレーニング、続いて場所を移し、ボールを使ったトレーニング。とはいえ、リフティングでボールを高く上げ、ジャンプして両手でキャッチするなど、やはりフィジカル強化を意識したもの。罰ゲームを作った遊びを取り入れながらのトレーニングも行われ、ファミリー的な大分らしい和やかなムードで初日の練習を終えた。

大分のシーズンインへ向けた準備はまだまだ始まったばかり。昨季は手応えを感じたシーズンではあったが、今季は中盤選手の入れ替わりもある。今後開幕までに、シャムスカ監督が新チームをどう構築していくか注目だ。
グアムでの練習試合は2月5日・対神戸戦、2月7日・大宮戦の2試合を予定。シャムスカ監督は「(2月8日までのグアムキャンプ期間中に)何パーセントまで仕上げたい、とは言えないが、基礎的な部分はこのグアムで作り上げたい」としている。

以上

2007.01.30 Reported by 高木聖佳

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