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【2007大宮 グアムキャンプ:レポート】大宮アルディージャ、ロバート新体制のもと、3年目のグアムキャンプがスタート!(07.01.29)

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1月26日、大宮アルディージャのグアムキャンプはスタートを切った。
多数の新加入のあった昨季と比べ、今季の純粋な新加入選手はFWエニウトン、DFレアンドロ、GK柴崎、MF川辺の4人。相互理解という点では、そう時間はかからないだろう。ただ、今年はロバート監督の戦術をいち早く理解するという大きなミッションがある。新監督を迎え、当然選手達は総じて高いモチベーションでこのキャンプに臨んでいる。

キャンプ中の1日の基本的なスケジュールは、まず朝7時15分から全員で散歩、その後朝食。午前練習が10時から、午後練習が16時からで、それぞれ2時間程度行われる。揃って夕食を取った後は、各自パソコンルームに行ったり読書をしたりと思い思いに時間を過ごすが、練習の疲れで殆どの選手が「11時くらいに眠ってしまう」そうだ。キャンプ期間は2月9日までの約2週間、オフの予定は今のところ決まっていない。

取材に訪れたのはキャンプ4日目の1月29日。
前日は紅白戦が行われており、この日の午前は8対8に4人のフリーマンを入れたゲーム形式。1月16日の始動からボールを使ったトレーニングが多く行われるなど、国内でもすでに実戦形式が行われていたそうだ。新監督のもと、早くもチームを仕上げている印象だ。

午後のトレーニングは時間制限をつけたインターバル走。100メートル、200メートル、300メートル・・・と距離を延ばしながらダッシュを繰り返す。幸い曇り空でグアムにしては涼しい中でも、選手達の表情はかなりきつそうだった。走り終わる度に「(インターバルの時間を)1分延ばして!」とフィジカルコーチに嘆願する声。「よし!」「いこう!」と、選手同士で声を掛け合いながら全員で消化していった。

「ロバート監督の練習は厳しいけど、楽しいですね」と藤本主税選手。
ボールを使いながらの練習が多いこともあるが、何よりロバート監督が「選手の気持ちを乗せるのがうまい監督」であることが「楽しい」理由のようだ。「シュート練習でも、ゴールを決めたら何かパフォーマンスをしろって言うんです(笑)。なかったらノーゴール、とかね(藤本)」。

ロバート監督が就任し、まず選手達に伝えたのが「みんな勝者になろう」という言葉。
新監督はシュート練習だけではなく、あらゆる場面で選手達を競争させ、勝ったらまず喜びを表現することを選手に要求しているそうだ。
「負けたら悔しい。当たり前のことなんですけど、チームにはこれまで『また負けた』とただ落ち込むだけのところもあった。でももっと喜んで、もっと悔しがって・・・まず、僕達の意識を変えていこうとしているのがわかります(MF藤本)」。戦術を浸透させることはもちろん、新監督は同時にメンタル面の改革をこのキャンプ中に行っていくようだ。

ロバート監督のもと、今季の大宮はどう変貌するのか?このグアムキャンプですでに変化の兆しは見えつつある。

今後、開幕までに予定されている練習試合は全部で9試合。徐々にロバート監督の目指すサッカーが見えてくるだろう。グアムキャンプ中には2月1日の仁川ユナイテッド戦(Kリーグ)を皮切りに、神戸、大分と4度の練習試合を予定(仁川とは2度のトレーニングマッチを予定)、更に国内に戻り5回の練習試合(場所・相手未定)が行われる予定となっている。

以上

2007.01.29 Reported by 高木聖佳

★大宮 グアムキャンプの様子は【フォトコーナー】でもチェック!
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