5月14日（日） 2006 ヤマザキナビスコカップ
清水 1 - 0 千葉　（13:04／日本平／10,664人）
得点者：'69 マルキーニョス（清水）
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●伊東輝悦選手（清水）：
「絶対勝ち点3が欲しいゲームだったし、それが得られたことは良かったと思う。あと2試合、ひとつずつ勝っていきたい。2点、3点取るのは簡単ではない相手だとわかっていたけど、消極的になりすぎるのは良くないと思っていた。その意味では、積極的にもなりすぎずに、リスクを抑えながらうまくやれたと思う。ただ、残り10分ぐらいはけっこう苦しかったので、あのへんでもっとボールを落ち着かせてポゼッションすることができれば、もっと良かったなと思う」

●久保山由清選手（清水）：
「しんどい試合だったけど、みんなが身体を張って守ってくれたし、チャンスをマルキ（マルキーニョス）が決めてくれて、辛抱強く戦えた試合だったと思う。これまでのパターンのように、また追いつかれて終わってしまうということがなかったので、良かったと思う。千葉の早い切り替えにも対応できて、攻めるんだけど攻めすぎることもなく、試合のコントロールができたと思う。あと2試合あるので、とりあえず広島戦でも勝ち点3をとりたい」

●市川大祐選手（清水）：
「（アシストの場面は）ニアに久保山さんが入ってきていたので、ファーが空いているなと思ったし、良いイメージが湧いたので（クロスを）うまく蹴れたと思う。GKとDFの間に落とすという狙いだったので、GKが出れそうで出られないボールが蹴れた。自分の誕生日でもあったし、母の日でもあったので、何かしたいとは思っていた。この試合で勝ち点3を取らなければ決勝トーナメントにいけないので、最後まで強い気持ちを出して点を取りにいけたのは良かった。守備でも相手を0点に抑えることができて良かった」

●マルキーニョス選手（清水）：
「（決勝点の場面は）市川から良いセンタリングが上がって、自分がそこに入ってゴールを決めることができた。点を決めることによって、次の望みにつながったので、すごくうれしかった」

●坂本將貴選手（千葉）：
「今日で決めたいという気持ちはあったし、引き分けでOKという気持ちはなかったけど、前半は守備に追われる時間が多かったし、ミスも目立って、上がる時間がなかった。もうちょっと徹底して山西さんのマークをやってくれたら、もう少し楽になったけど、あそこがフリーになりすぎていたので、中途半端なポジションをとらざるを得なくて、兵働に対するマークが少し甘くなってしまった。ただ後半は、クルプニが山西さんについてくれたことで、だいぶうちらしさが出てきたという部分はあったと思うし、相手のサイドからのセンタリングも減ったと思う。やっぱり前半に守備で後手を踏む時間が増えてしまったのがいけなかったと思う。次の新潟も4バックだし、そこに向けて修正していきたい」

●巻誠一郎選手（千葉）：
「こういう代表から帰って来た時の試合というのはすごく重要だと思うし、そこで自分が何ができるかと思っていた。そういう意味で、今日の試合は結果的には負けてしまったけど、（自分の状態は）良かったと思う」

Q：明日代表発表があるというのは、プレーしながら頭の中に多少あった？
「それは全然ないです。今日は千葉のために戦っただけです」

●阿部勇樹選手（千葉）：
「（自分自身は）元気だけど、チームが勝てなかったので…。全体的に（動きの）重さがあったと思うけど、後半のプレーが最初からできていれば良かったと思う」

Q：プレー中に首を少し押さえていたが？
「ちょっと打撲して頭がフラフラしたけど、大丈夫」

Q：代表発表を待つ今の気持ちは？
「とくに気にはしていない」

Q：代表へのアピールという意味での手応えは？
「今日はチームが負けてしまったので、アピールできていないと思うし、チームが勝つことが何よりのアピールだと思っているので、周りは明日発表なので賑やかだけど、次に勝てるように考えることが、自分に今できることだと思う。（発表の結果を）気にしてもしょうがないし、自分らしくいきたいと思う」

以上