●第85回天皇杯5回戦
12月10日(土)13:00キックオフ/日本平/1,513人
名古屋 1-2 大宮
得点者:103'藤本主税(大宮)、104'中村直志(名古屋)、111'トニーニョ(大宮)
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●中田仁司監督(名古屋)
「我々にとっては、今日の敗戦で本年度の公式戦がすべて終了となりました。チームは、リーグ戦からあまりいい調子ではなく、この状況が最後の最後まで、天皇杯にも尾を引いた結果になってしまったと思います。ただ、選手は思い切り、今の状況をどう打開するかと、すごく苦しみながら戦ってきたと思います。
今日は、攻撃的にどんどん前からプレスをかけ、天皇杯はトーナメント戦だから、意欲的にこちらに流れをつかんで、できれば早く先制点を取って押せ押せで行きたいと狙っていました。しかし、リーグ戦と同じくなかなかシュートまで持ち込めなかった。シュートを打たなければゴールは生まれないので、重苦しい空気の中で延長戦となり、敗戦となってしまいました。
私はもちろん、最後まで戦いたかった。ハーフタイムで『どうしてだろう?』「どう戦うか?』という戸惑いの中、それを打開しようとしました。選手たちには、同じような経験をたくさんしてはいけないと伝えてきました。悪い流れはいったい誰が変えるんだと問いかけ、それは選手だろうと言ってきました。私はある程度の指示は出しますが、後半にあれほどイメージを変えて戦うことができたし、押すゲームに変えられた。ただ、勝たなければいけないし、勝たなければ意味がない。たくさんのサポーターの方が声援を送ってくれた中、本当に申し訳ない気持ちです」
Q:監督を引き受けてから、これまでを振り返ると?
「私自身、J1チームの指揮を執るのは初めての経験でした。引き継ぐというよりも、私自身もリセットして引き受けました。もっともっと勝つ試合がしたかったのですが、途中から残留という違う目標に変わらざるを得なくなりました。スタッフ、選手とも、苦しい状況だったと思います。ただ、私自身は、これをいい経験としてレベルアップしていきたいと思います」
Q:名古屋の課題は?
「やっているのは選手たちで、今まで、監督の指示を待つことが多かったのかなと思います。長いリーグ戦はもちろん、試合もハーフの45分で流れは変わっていく。そういう場面でもっと選手自身が気がついて、自分たちでなんとかしていこうという能力をつけてほしいと思います。ピッチ以外でも意見交換や微調整をして、その積み重ねというのは大事なことだと思います。そういう部分からも、自分たちでやっていけるという能力をつけてほしいと思います」
以上
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