7月2日(土)J2 第19節 甲府 vs 福岡(18:30KICK OFF/小瀬)
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J2リーグの第2クールはもう終盤に差し掛かり、折り返し地点が見えてきた。京都の独走は止まりそうにもないが、自動昇格となるもう一つの枠・2位争いは、まだまだ激しい。2位の甲府から5位の札幌までは同じ勝ち点(27点)で、得失点差で順位が付いているだけ。また、7位の仙台(勝ち点24)までは、1試合で順位が入れ替わる可能性がある。今節は2位の甲府が3位の福岡をホームで迎え撃つ。J2リーグ19節で最も注目を集める戦いとなるだろう。
6月はホームゲームが1試合しかなかった甲府。6月11日(第16節)の湘南戦以来のホームとなるが、順位が4位から2位へと自動昇格圏内を確保してのホームゲームだけに、サポーターの期待はますます現実的になる。昨シーズン悩んだ、スタジアムの問題はすでに解決されて、現在改装工事は進んでいる。あとは、2位以上を確実にしてくれることを願うだけ。クラブとしては、ここで勝って地元の期待に応え、集客アップにもつなげたい。J2リーグは長い道のりであるが、もう折り返し点が見える時期に来た。サポーターとしても、今の順位を目の前で勝って守って欲しいところだ。
前節、トップを独走する京都から先制点を挙げながらも3連続ゴールを許して、京都に連敗した甲府。敗因はFWのレベルの差だった。京都のFWは、競り合いのゲームで勝利に繋がるゴールを確実に決めることができる。逆の見方をすれば、ディフェンスの質の差でもある。甲府のディフェンスは確実に成長している。ただ、それは連携面の成長であって、最後の競り合いの部分ではディフェンダーとしての質が問われる。1対1で弱さを露呈してしまうことが少なくないのだ。ヘディングで勝てなくても、確実に身体を寄せるということができていない。また、GKもスーパーセーブを見せる反面、判断ミスが少なくない。これらのミスが、2位争いを結果的に面白くしてしまっている。しかし、攻撃面ではリーグ2位の35得点と魅力を発揮している。FW・長谷川の成長も素晴らしいが、負けないサッカーでJ2リーグを乗り切ろうとしないで、点を取って勝とうとするチームカラーが魅力として定着してきた。京都の独走を除けば、昨シーズンより魅力のあるJ2リーグを演出している。
対する福岡はFW・グラウシオ、MF・ホベルト、DFアレックスの3人の外国人がポイントになることは否定できない。この3人を欠いた前節の札幌戦(0−3)では、このことを露呈した。現在、アレックスを負傷で欠いているが、U-20代表の中村北斗がチームに戻ってくるという好材料もある。
4−4−2でシステム的には同じ両チーム。ポイントとなるポジションや選手名を予測することは難しいが、それぞれマッチアップするポジションでの戦いの質が流れを作り、勝敗を分けるのではないだろうか。
以上
2005.07.01 Reported by 松尾潤
J’s GOALニュース
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