7月2日(土)J1 第13節 磐田 vs 川崎F(19:00KICK OFF/ヤマハ)
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この7月の6連戦が、優勝争いに名乗りを上げるための大きな山場となる磐田と、現在の順位(13位)を少しでも上げてJ1での足場を固めておきたい川崎Fが、J1リーグ戦再開後の初戦で対決。この両チームの対戦は5年ぶりで、戦績は磐田の2勝0敗だが、その頃とはお互いに選手も指揮官も変わり、実質的には初対決と考えても良いだろう。
ホームの磐田としては、首位の鹿島にこれ以上離されないためにも、絶対に勝っておきたいゲーム。12節まではケガ人の多さに悩まされたが、現時点でほとんどの選手が復帰しており、日本代表やU-20日本代表組も戻ってメンバーは揃った。名古屋への移籍で抜けた藤田の穴も、西や成岡が埋めることになるだろう。戦い方としては、中断前の5試合で3勝2敗の成績を残した形をベースに、より山本色を強めたものになりそうだ。すなわち、山本監督がよく口にする「ダイレクトプレー」(ゴールまで最短距離・時間で迫る攻撃)の切れ味を高め、磐田らしいポゼッションサッカーで相手を消耗させる部分と、うまくバランスをとりながら攻略していくというのが目指すところとなる。
その意味では、圧倒的な運動量と精度の高いクロスでチームを活気づける右サイドの太田と、ケガから復帰して本領発揮が期待される左サイドの村井、そしてトップ下で起用される可能性が高い西と、攻撃を活性化させる要素は十分。さらに2トップには、前田、グラウ、中山、崔、カレンと人材豊富で、その中から調子の良い選手が起用されるだろう。
あとは守備が安定すればというところだが、チームに残ってじっくりトレーニングを積んできた選手たちと、合流後間もない代表組との融合がうまくいくかという点は不安要素となる。ここでラインを高く保つことができるかどうかは攻撃面にも大きく影響するため、ぜひ注目したい部分だ。
その磐田に挑戦する形となる川崎Fは、多少カウンター狙いの戦術に傾くだろうが、昨年から積み上げてきた戦い方は磐田にも十分に通用するだろう。とくに、バイタルエリアからどんどん縦に仕掛けていくジュニーニョのドリブルは、磐田の守備陣にとっては非常にイヤな存在となるはずだ。そこでの1対1、あるいは1対2の戦いにも大いに注目したい。また、川崎Fの武器である左サイドのアウグストと、磐田の右サイド太田とのマッチアップも見どころ十分。運動量では太田が勝るだろうが、経験ではアウグストが大きく上回るだけに、全体的には主導権を握られたとしても、要所で大きなひと仕事をする可能性は高い。
さらに、川崎F・今野と箕輪は磐田に在籍した経験があり、成長した自分の姿を古巣にアピールするために張り切るだろうし、各ポジションで見どころはたっぷりとある。
川崎Fとしても、5年前の対戦時ほど力の差は感じていないだろうし、アウェーで引き分け以上の結果を残すだけの自信は、十分に持って臨んでくるはずだ。したがって、ホームで絶対に勝たなければいけない磐田のほうが、時間が経つごとにプレッシャーが大きくなる。その意味でも、先制点をどちらが、どの時間帯に取るかによって、試合展開も結果も大きく左右されることになるだろう。
以上
2005.07.01 Reported by 前島芳雄
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