7月2日(土)J2 第19節 徳島 vs 草津(19:00KICK OFF/鳴門)
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徳島と草津。今年、同時にJリーグ昇格を果たした両チーム。JFL時代(徳島は前身の大塚FCとして)にも凌ぎを削り合った『ライバル』同士だが、迎えたJリーグ1年目の今シーズン、これまでの戦いでは両者にハッキリとした明暗が分かれている。
徳島は、開幕戦で仙台相手にアウェーながら3-0と快勝し、これ以上ないJリーグデビューを飾った。そしてその後も、粘り強い戦いを続け一歩ずつ勝ち点を積み上げてきた。結果、現在順位こそ9位ながら勝ち点は18を獲得し、まだまだ順位争いのできる位置に踏み止まっている。
対する草津は、開幕戦で山形に0-3と敗れるとその後も3連敗。スタートからJリーグの厳しい洗礼を受けることとなってしまった。そして、守備の不安定さが招く失点の多さ(35失点:第18節終了時点/対する徳島は25失点)から勝ち点を思うように伸ばせず、開幕からまだ一度も最下位を抜け出したことがない。
こうして見ると、同じ昇格組の2チームとしては対照的な状況となっている。シーズン前の戦力補強などに多少の違いはあるものの、これまでの戦いにおいては徳島が草津をリードしていると言えよう。
しかし、そのように戦績ではリードする徳島だが、草津に対しては決して忘れ難い事実がある。それは、第1クールの対戦(第5節/草津ホーム)で敗れているということだ。順位や勝ち点では上回るものの、『ライバル』との直接対決ではアウェー戦とは言え苦汁をなめさせられた。
その一戦では、内容も草津が圧倒した。田中監督(徳島)が「あの試合は、個の勝負で後手を踏んだことが負けにつながった」と話す通り、草津の積極的な動きに、徳島は試合を通して自分たちのサッカーをさせてもらえなかった。徳島としては完敗と言わざるえない敗戦であった。
その苦い敗戦があるだけに、徳島にとって今節は何としても雪辱を晴らしたい一戦となる。やはり、ホームのサポーターの前で『ライバル』に連敗するわけにはいかない。
目指すものは『勝利』という結果ただひとつ。徳島らしい早いパス回しやサイドアタックといった内容も大事ではあるが、それ以上に今節は結果が求められる。試合終了の瞬間にそれを手に入れていることこそが今節の徳島には最も重要なはずだ。『ライバル』には負けないという強い気持ちとホームの意地を力に変えて、徳島は『勝利』のために戦うだろう。
とは言え、草津も『勝利』は譲れない。目の上の11位にいる横浜FCの結果によるが、今節勝つことが開幕以来初めての最下位脱出につながるかもしれないのである。
ここ数節、チームは明らかに充実を見せ、その結果として第16・18節では立て続けに鳥栖、湘南という難敵を破った。その成果として、念願の最下位脱出への扉が今開きかけている。そんな状況下、草津のモチベーションもこれまで以上に高まっていることは言うまでもない。
このように、両チーム絶対に負けられない一戦は、互いに一歩も引かない白熱した戦いになることが予想される。意地と意地がぶつかりあう、まさに激戦となることは間違いない。
果たしてこの『ライバル』対決を制するのは、ホームの意地にかけて雪辱を狙う徳島か、それとも最下位脱出を狙う草津か。
以上
2005.07.01 Reported by 松下 英樹
J’s GOALニュース
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