コラム
2015/11/27(金)11:24
データから見るJ1昇格プレーオフ準決勝【C大阪vs愛媛】
J1昇格をかけた最終決戦「J1昇格プレーオフ」準決勝の見どころを今シーズンのリーグ戦のデータから紹介する。
まず攻撃面のデータを見ると、セレッソ大阪のパス数、クロス数の多さが目立つ。得点パターンもスルーパスやショートパスからの得点が多い。大一番でも普段のパスサッカーでゴールを奪えるか注目だ。愛媛FCは平均シュート数がリーグで2番目に少ないがゴール数は7位と「決定率」は高い。得点の約40%を占めるセットプレーからの攻撃も含め、少ないチャンスでゴールをものにしたいところだろう。
次に守備のデータに目を向けると、「クリア」に両チームの特徴がはっきり出ている。あくまでつなぐC大阪に対して、セーフティーファーストな愛媛。愛媛からすると、高い位置でのインターセプトを狙うことでビッグチャンスを作れる可能性がある。
ホットゾーンのデータからは愛媛は右サイドに偏る傾向があることがわかる。このゾーンをどちらが制するかが試合のカギを握る可能性があるので、ここの攻防にも注目したい。
※データは11月25日時点
(文章/データ提供:データスタジアム株式会社)