サッカーの背番号にはどんな意味がある?

背番号とは

背番号には選手の役割やポジション、個性や信念などが込められており、その番号を背負うことでチームの個性や特徴が表現されます。また、サッカーをプレーする人や観る人がはっきり分かるようにユニフォームの後ろに印字されています。

背番号に関するルール

サッカーの背番号は通常1から99までの数字が使われますが、規定により使用できる番号には制限があります。

Jリーグでは、2023シーズンから「0は不可、1をゴールキーパー、2~11はフィールドプレイヤー、12~99はポジションと無関係である」と改定されました。

ポジションと背番号の関係性

GK(ゴールキーパー)

ゴールキーパーは一般的に「1」番を着用します。
最後の砦として立ちはだかる“守護神”のイメージが強い番号ですね。

史上3人目のJ1通算600試合出場を達成した西川周作選手は長年「1」番を背負い、浦和レッズのゴールを守っています!
セービングだけでなく正確なキックも西川選手の魅力です。

DF(ディフェンダー)

ディフェンダーは「2」番から「5」番を着用する選手が多いです。
サイドを駆け上がるサイドバックや、最終ラインで守備の要として君臨するセンターバックのイメージが強い番号ですね。

長友佑都選手は日本代表でも長らく活躍しているベテランのサイドバック。
所属するFC東京では「5」番を背負い、持ち味のスタミナで攻撃と守備の双方で貢献しています!

MF(ミッドフィルダー)

ミッドフィールダーは攻守において幅広い役割を担います。そのため、高い技術力や豊富な運動量を備えた選手が起用されます。背番号の種類も多岐にわたっています。

セレッソ大阪で「8」番を背負う香川真司選手は高い技術力を誇り、チームの司令塔として活躍!
ちなみにC大阪の背番号8は代々、攻撃の中軸を担う選手がつけてきた、クラブの象徴的な番号です。

FW(フォワード)

フォワードは攻撃の要であり、得点を取ることが期待されるポジションです。
チームを象徴する選手が背負う「10」番やストライカーが背負う「9」番が多いです。

大迫勇也選手はヴィッセル神戸で「10」番を背負い、攻撃を牽引するエースストライカー。
今シーズンもチームの大黒柱として、ここまで4ゴール3アシストの活躍を見せています!(第16節終了時点)

12番(サポーター)

「12」番は「サポーター番号」と呼ばれることが多いです。
ピッチで戦う11人の選手だけではなく、ファン・サポーターも一緒に戦っていることから12人目として数えられています!

※12番以外をサポーター番号としているクラブもあります。

2024シーズンのJリーグ選手の背番号をご紹介!

荒木 遼太郎 選手(FC東京)

今シーズンからFC東京に加入した荒木遼太郎選手の背番号は「71」番!

荒木選手は、鹿島アントラーズで背負っていた「10」番ではなく71を選んだ理由を、鹿島所属時のチームメイトで仲の良い中村亮太朗選手(現清水エスパルス所属)が過去に付けていて「いいなと思ったから」と語っています♪

高井 幸大 選手(川崎フロンターレ)

川崎フロンターレの若きセンターバックの高井幸大選手は、今シーズンから「2」番に変更。

川崎Fの「2」番といえば、登里享平選手(現セレッソ大阪)が長年背負っていた番号であり、重みのある番号を継承する形となりました!

山口 蛍 選手(ヴィッセル神戸)

ヴィッセル神戸のキャプテンを務める山口蛍選手は、今シーズンから「96」番に変更。
山口選手は自身のインスタグラムで、愛犬の「クロ」にちなんで96にしたことを明かしています!

まとめ

今回は、背番号にはどんな意味があるのか、そして2024シーズンのJリーグ選手の背番号についてもご紹介しました。

背番号の意味を知ることで試合観戦の楽しみがさらに増えること間違いなし!

Jリーグの楽しみ方では、今シーズンから新たに「10番」を背負う選手たちも紹介しています。
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