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FUJI XEROX SUPER CUP 2016

2015/2/20(土)19:06

中村(東福岡高)「課題が多く見つかった試合だった」【日本高校サッカー選抜試合後コメント:NEXT GENERATION MATCH】

持ち味である常にドリブルでの仕掛けが出来ていたと話す旗手(静岡学園高)。
持ち味である常にドリブルでの仕掛けが出来ていたと話す旗手(静岡学園高)。

20日に行われたNEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜vs日本高校サッカー選抜の一戦は、1-1の引き分けに終わりました。

日本高校サッカー選抜の試合後の選手・監督コメントです。

■早稲田 一男監督(日章学園高)
今日のゲームは、あくまで高校選抜は3月下旬にあるドイツでの大会で結果を求めるためというスタンスで考えていました。現在も選手の絞り込みという状況にあります。今回が3回目の合宿、試合になりますが、ある程度がチームの目指すサッカーができたと思います。ただ、課題ももちろんありますし、今日は相手チームがどういうサッカーをするか分からないなかで戦って、それに対応しようと選手たちに話をしました。開始早々にはかなり押し込まれる時間もありましたが、徐々に自分たちのペースでやれる時間が多くなり、決定機を作る回数も増えていった気がします。ただ、最終的なフィニッシュの部分は大きな課題がまだまだあると思います。80%くらいの満足度はありますが、まだ進化していくチームだと思っているので、次のステップアップを図っていきたいと思います。

■中村 健人(MF/東福岡高)
今日の試合は勝ちにこだわって、選手たちと話してやってきましたが、結果がついてこなかったですし、スキルが上の相手にやられてしまう部分もあったので、課題が多く見つかった試合でした。それを次のドイツや合宿でどう生かしていくか、長期的な計画と考えたら、今日の試合は良いゲームだったと思います。

市船の選手がどちらかと言えば中を使ってプレーする傾向にあって、自分はそういうプレーもやりやすくて、中にボールをつけてくれると絡みやすいのですが、サイドの三宅とかはあまり使われずに生きていなかったと思うので、そういうところは自分や東福岡のサッカーを分かっている人がワイドをもっと使ってあげればいいなと思います。

――サイドを使いたかったが、中でプレーする傾向が強かった?
「自分としては東福岡の時からそういうサッカーがしたかったし、中に当ててくれると中盤としてはやりやすかったです」

――今日はボランチだったが?
「今日はどちらかと言うと守備でがんばりました(笑)」

――どういうところに課題を感じた?
「守備、球際のところが甘くて、やれている時もありましたけど、70分通してまだ甘いところがありました。また、攻撃に入った時、(藤川)虎太郎が個人で突破するタイプではない分、自分がサポートに入って攻撃に厚みを加えないといけないと思いました」

■旗手 怜央(FW/静岡学園高)
相手が前にいましたけど抜けると思って自分で打った結果があのゴールにつながったので良かったと思います。

――持ち味を出したゴールだった?
「ペナルティのなかは常にドリブルで仕掛けてゴールを狙うというのは意識していましたし、それが自分の持ち味なので、それができて良かったと思います。1トップで出ているので点にはこだわってやりたいですし、結果が出てよかったです」

――慣れない1トップでのプレーだったが?
「まだ動き出しなどの課題はありますが、もっと経験を積んでいけば改善できると思います。これからいろんなポジションをやれるようになるためにも、まずは1トップができるようになることが良いことだと思うので、1トップもできるようになりたいです」

――どういうことを意識して戦ったのか?
「相手は年下だったので絶対に勝ちたいという思いでプレーしました」

■深見 侑生(FW/駒澤大高)
自分は深川でFC東京のユースに上がれなくて、今日は相手に1つ下の選手で(U-15)むさしの選手がいましたが、正直すごくうまいなと思いました。これがユースなんだなと、かなり力の差を感じました。ガツガツするところは高校選抜の方があったと思いますが、足下の技術、判断力は違うなと思いました。

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