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コラム

Jリーグ副理事長 原博実の超現場日記

2019/9/24 10:46

【原博実の超現場日記2019/第28回】水戸、栃木をはしご。北関東シリーズはホームチームが勝利

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Jリーグの原博実副理事長がスタジアムや視察先で見たもの、感じたことを率直な言葉で綴る『超現場日記』。9月22日は明治安田生命J2リーグ第33節・水戸ホーリーホックvsFC岐阜、栃木SCvs鹿児島ユナイテッドFCを視察した。

 

■サポーターからスタグルの差し入れ

22日はまず水戸に向かう。ケーズデンキスタジアム水戸は快晴。暑いくらいの日差しだ。完成したばかりの「JリーグTVステッカー」が大人気で、準備していた50枚はすぐになくなった。

スタグルコーナーを歩いていると、サポーターさんから差し入れをいただいた。「水戸ホーリーホック牛乳」、つくね、牛肉の串刺し。今日のランチはこれにする。美味い!

試合前にはU-9の地元子供大会の表彰式が行われた。かわいい。

J2第33節・水戸ホーリーホックvsFC岐阜。ホームの水戸は前節、ジェフユナイテッド千葉にアウェイで敗戦し、順位を3位から5位に落とした。対する岐阜は、勝ち点24で現在最下位。厳しい状況にもかかわらず、FC岐阜のサポーターもたくさん来てくれている。両チームともに勝点3が欲しい一戦だ。

試合開始直後から、強い風が吹く。台風の影響だろう。

ではハイライトをどうぞ。
https://youtu.be/_9ebR11RK20

 

■水戸は攻守の切り替えのスピードが速い

試合が動いたのは21分、黒川淳史が岐阜のバックパスを奪うと自ら確実に決めた。21歳の黒川は、昨季大宮から水戸に期限付き移籍。今季で2シーズン目となる。ジュビロ磐田から移籍してきた小川航基に注目が集まるが、この日の活躍はかなり目立った。トリッキーなドリブル、意外性のあるプレーは面白い。

一方の岐阜は悪くはないが、なかなか勝点3が遠い。水戸に比べて、攻撃に仕掛かるときにピードが上がらない。常に同じリズムだ。

水戸は、この日は風の影響もあり決して良い出来ではなかったと思う。しかし攻撃から守備の切り替え、守備から攻撃へのスピードは明らかに岐阜よりも速い、そして徹底されている。なんとしても勝点が欲しい岐阜も最後まで気迫は見せたが、得点ならず。

終了間際の両ベンチの様子。向かって左はホームの長谷部茂利監督、右はアウェイの北野誠監督。終了間際のセットプレーだけに両監督の背中からは緊張感が伝わってくる。

得点を奪った黒川と2ショット。黒川は大宮アルディージャのアカデミー出身。水戸で確実に成長している。

 

■水戸からレンタカーで栃木へ

試合終了後、水戸駅でレンタカーを借り、ケーズデンキスタジアム水戸から栃木県グリーンスタジアムへ移動する。スタジアムへ直接レンタカーでと思っていたが、返却は夜20時までらしい……。1度宇都宮駅まで行きレンタカーを返却し、結局、宇都宮駅からスタジアムへ向かった。日が暮れるのが早くなって、18時ごろにはすでに暗い。それでも待っていてくれたサポーターもいた。「JリーグTVステッカー」の威力は抜群だ(笑)。

スタジアムグルメで玉子焼きを発見。大根おろしを乗せる。温かくて美味しかった。

 

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