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コラム

Jリーグ副理事長 原博実の超現場日記

2019/9/17 13:41

【原博実の超現場日記2019/第27回】6連勝の群馬に爆発的な得点力あり。エース高澤は期待大

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Jリーグの原博実副理事長がスタジアムや視察先で見たもの、感じたことを率直な言葉で綴る『超現場日記』。9月14日は明治安田生命J3リーグ第23節・FC東京U-23vsザスパクサツ群馬を視察するため、味の素フィールド西が丘を訪れた。

 

■最下位と首位の一戦は打ち合いに

今回は味の素フィールド西が丘から。FC東京U-23とザスパクサツ群馬の一戦に訪れた。今週のJ3では唯一の土曜日開催。群馬のサポーターも多い。
F東23は9試合勝利なしの最下位に対して、群馬は8試合負けなしで、しかも5連勝中と好調。45得点(試合終了時点)はJ3最多と攻撃力が持ち味だ。
8月の「明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP」に選出された群馬FW髙澤優也に注目したい。

では、ハイライトをどうぞ!
https://youtu.be/6utoPapp-7A

群馬が開始早々に華麗な連係からビッグチャンスを作ったが、先制点を奪ったのはホームのF東23だった。しかし、その4分後に群馬のエース高澤が得意の左足ですぐに同点に持ち込む。そして、36分には加藤潤也の豪快な一撃で群馬が逆転に成功した。

F東23は2失点とも人数は足りているが、ホールへの寄せが甘いように思えた。そこは、もっとボールに寄せないといけない。ただいるだけでは、相手への圧力になっていないと感じる。

後半に入るとF東23の相手への寄せが一つひとつ厳しくなってきた。きっとハーフタイムで長澤徹監督から指示があったはず。後半のようなアグレッシブな戦いを前半からもっとしないと、もったいない。
それでも、F東23は途中出場のユ・インスが決めて一時同点とする。試合が振り出しに戻ると、F東23の押せ押せムードとなったが、その流れを一変させたのはまたしても群馬のエースだった。
自陣からのロングボールを青木翔大が前方にそらすと、受けたのは高澤。推定25mから30mの距離から左足一閃。これが決まると一気に群馬ペースになった。
終盤には青木翔のゴールも飛び出して勝負あり。群馬が4-2とダブルスコアをつけて快勝した。高澤、加藤、青木の3人はJ3ではなかなか止められないだろう。

 

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