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コラム

Jリーグ副理事長 原博実の超現場日記

2019/8/26 08:27

【原博実の超現場日記2019/第24回】素晴らしい雰囲気の駅スタ!ありがトーレス。神戸は高徳&フェルマーレン効果で圧勝!

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Jリーグの原博実副理事長がスタジアムや視察先で見たもの、感じたことを率直な言葉で綴る『超現場日記』。8月23日は明治安田生命J1リーグ第24節・サガン鳥栖vsヴィッセル神戸視察のため、駅前不動産スタジアムを訪れた。

 

■素晴らしい雰囲気の駅スタ

この日はフェルナンド・トーレスの引退試合。鳥栖駅から駅前不動産スタジアムへ向かう。

鳥栖vs神戸の入場者数は23,055人。2014年7月23日の明治安田J1第16節・川崎フロンターレ戦の23,277人に続く、鳥栖のホームゲーム歴代2位を記録した。
試合前から盛り上がりを見せる駅スタは、選手入場でトーレスがピッチに立つと大歓声に。本当に素晴らしい雰囲気だった。

では、試合のハイライトをどうぞ。
https://youtu.be/FNYODzsp_NA

 

■新戦力が神戸に安定感をもたらした

試合は序盤から神戸が優勢だった。山口蛍の先制点を皮切りに22分までに3得点を奪取。特に3点目、アンドレス・イニエスタが古橋亨梧へボレーで送ったロングパスは、まさにワールドクラスだった。
また、この日は左ウイングバックに入った酒井高徳の馬力が際立っていた。湿度90%の苦しいピッチコンディションながら、後半に持ち味の走力を生かして突破。低いアーリークロスに古橋が合わせて決めた4点目のゴールは、まさに高徳の良さが凝縮されていた。
そして、守備の部分でも高徳をはじめ、トーマス・フェルマーレンの加入で左サイドが安定。そして、GK飯倉大樹も守備陣に安定感をもたらした。
さらに、2得点を決めた山口蛍が前線に飛び出す場面が以前よりも増えている。本職のボランチより1列前でプレーしているが、彼の良さがさらに出ている。
極めつけは途中出場した藤本憲明とダビド・ビジャ。古橋と田中順也が結果を残したこともあって、前線の争いはかなり激しくなりそう。
心配は前半で途中交代したイニエスタ。前半は素晴らしかっただけに、ケガが酷くないことを願いたい。

 

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